ワンキャリアは11月15日、「夏季インターンシップに関するアンケート」の結果を発表した。同調査は9月10日~13日、2024年卒の大学生414人を対象に、インターネットで実施した。
インターンシップに参加した社数を聞くと、「6-10社」が35%、「11-15社」が18%。「16-20社」が6%で、60%以上が、6社以上の企業インターンシップに参加していたことがわかった。
オフラインで実施されたインターンシップに参加したことがあるか聞くと、68%が「ある」と答えた。昨年同時期に2023年卒向けに実施した調査では「オフラインで実施されたインターンシップに参加したことがある」という回答が全体の30%であり、就活イベントにおけるオフラインへの回帰が明らかとなった。
オフライン実施・オンライン実施の印象について尋ねると、58%が「オフライン実施が良い」と回答した。
オフライン形式のインターンシップに参加する目的について聞くと、最も多い回答は「企業の社風や職場の雰囲気を知れる」(74%)だった。オンライン形式のインターンシップでは、「企業理解をより深められると感じる」(89%)が最も多い。
オフラインでは「画面からは見えない部分」を、オンラインでは事業内容や業界知識に関する講義を受け、質問の機会が設けられることを目的とする人が多く、オンラインとオフラインを使い分けていることがわかった。
参加した中で、最もよかったオフラインインターンシップの特徴を聞くと、「社員と関わる機会が多い」(58%)が最も多く、次いで「実際の事業課題に関するワークを行う」(45%)となった。
一方、オンラインインターンシップで好評だった特徴は「業界や企業などに関する講義を受ける」(49%)で、「実際の事業課題に関するワークを行う」(48%)が続いている。
インターンシップに応募した企業のうち、選考結果が奮わず参加できなかった企業の今後の選考への意欲を尋ねると、87%が「再度選考を受けたい」「企業から案内があれば選考を受けたい」と回答した。「成長した姿を見せてアピールしたい」「インターンシップ選考の経験が本選考にも役立つと思うから」といった前向きな理由が挙げられている。