マウスコンピューターは、8K動画編集をはじめ3DCADや3DCGなどのコンテンツ制作に適するという最上級ワークステーション「MousePro-W997DA6」をはじめ、ゲーミングPCブランド「G-Tune」、クリエイター向けブランド「DAIV」の各種PCを、国際放送機器展「Inter BEE 2022」において展示していた。
法人向けブランド「MousePro」の最上級ワークステーションであるW997DA6(直販159万4,780円〜)は、グラフィックスボードにプロフェッショナル向けの「NVIDIA RTX A6000」を搭載。8K動画編集にも使えるマシンとして、会場内のニコンブースでも紹介されているとのこと。
CPUは、IntelのXeon スケーラブル・プロセッサーを2基搭載可能(1基または2基から選択可能)で、コストパフォーマンス・消費電力あたりの性能を優先する場合はSilver、コア数が処理速度につながる動画の書き出しやエンコード作業・CGレンダリングなどにはGoldが選べるようになっている。メモリは標準32GB(8GB×4)で、高速なPC4-23400(DDR4-2933)メモリを最大128GBまで搭載可能だ。
光学メディアでの納品が要求される場合に備え、DVDスーパーマルチドライブを1基備えている。ストレージはM.2 SSD×1、3.5インチ×4(最大5台)を搭載可能。OSにはWindows 10 Pro for Workstations 64bitを採用しているが、Windows 11へのアップグレードも案内している。
DAIVブランドからも、性能を高めたDAIV Zシリーズのワークステーション「Z9-A45」(直販58万4,800円〜)を出展。3DCADや特殊効果、4K動画編集も快適にこなせるよう、グラフィックスボードに「NVIDIA RTX A4500」を搭載している。展示機ではIntel Core i9搭載をアピールしていたが、CPUはニーズに応じてカスタマイズできるとのこと。iiyamaブランドの34型/3,440×1,440ドットウルトラワイド液晶「ProLite XUB3493WQSU」を組み合わせた動画編集向けの構成で展示していた。
G-Tuneブランドからは、最上位ゲーミングPC「G-Tune XP-Z」に「NVIDIA GeForce RTX 4090」と第13世代Intel Core i7-13700KFを搭載した、11月発売の最新機種(直販67万9,800円〜)が登場。エンコード・デコード処理を高速化しており、最高水準の4Kゲーミング環境や、リアルタイム配信に適するハイスペックモデルとして訴求している。
マウスコンピューターブースではこれ以外にも、水冷ゲーミングノートPC「G-Tune H5-LC」や、クリエイター向けノートPC「DAIV 6H」、Android OSを搭載した55型の業務用サイネージディスプレイ「ProLite LH5570UHB」、Webカメラ標準搭載の23.8型ディスプレイ「ProLite XUB2490HSUC」など多数の製品を展示していた。