ソニー銀行は11月15日、マイルと旅行に関する調査の結果を発表した。調査は10月17日〜19日、全国の20代〜60代の男女500人を対象に行われたもの。
まず、コロナによる移動制限時と比較して旅行への意欲については、65.6%が高まっている事が分かった。また、この秋・冬(2022年10月〜2023年3月)に旅行に行く予定がある人は45.6%という結果となっている。
「全国旅行支援」を利用して旅行した、あるいは旅行する予定があると回答したのは合わせて42.2%。
特に、20代・30代に多く見られた。また、その42.2%のうち、旅行でマイルを活用した、あるいは活用する予定がある人は70.6%となっている。
マイルを貯めている人に、マイルを貯め始めたきっかけを聞いたところ、「飛行機を利用する予定が多くなったタイミング」が64.0%で最多となり、次いで「あらたなクレジットカード・デビットカードを作成するタイミング」が21.6%、「友人・知人の勧め」が19.6%で続いた。
最も多くマイルを獲得した方法については、「カード決済」(50.8%)、「飛行機の搭乗」(38.0%)、「他のポイントからの交換」(5.2%)の順に多くなっている。
ちなみに、預金やローンなど銀行取引においてもマイルを貯めることが可能であることを知らなかった、あるいはその方法で貯めたことがないという人は79.2%となっている。
次に、獲得したマイルの利用方法について聞いたところ、コロナ前とコロナ影響下で一番変化があったのは「飛行機のチケットと交換(特典航空券を含む)」だった。
コロナ前は50.8%だったのに対し、コロナ影響下では36.0%で、14.8%の減少となっている。また、「特に利用していない」という人も増加しており、コロナ前は21.2%だったの対し、コロナ影響下では34.4%という結果に。
一方で、昨今コロナの状況が改善されつつある中で、半数以上の52.2%が「今後積極的にマイルを貯めていきたい」と考えていることも分かった。