ENJOY JAPANは11月15日、「2022年中国人旅行者アンケート」の結果を発表した。同調査は10月24日~28日、中国在住の海外旅行を希望する18~60歳の中国人571名を対象に、インターネットで実施した。
海外旅行が解禁となった場合、どの国に旅行したいか尋ねたところ、「ヨーロッパ」(73.73%)が最も多かった。しかしヨーロッパは、フランス、イギリス、イタリア、スペインなどの人気エリアを含んだ合計のため、国別で見ると「日本」(66.37%)が最も多くなっている。
日本への旅行目的について聞くと、96.83%が「観光レジャー体験」、84.43%が「買い物」、81%が「食事」と答えている。
購入したい商品について尋ねたところ、「アパレル(衣類)」が最も多い結果に。2019年8月調査時では、化粧品が1位、アパレル(衣類)が2位で順位が逆転した。
購入したい商品を知ったきっかけとなったWeb サイト、アプリ、メディア(SNS)はどれか聞くと、1位は「抖音(中国版TikTok)」(64.06%)、2位は「RED(小紅書)」(59.69%)、3位は「Weibo(ウェイボ/微博)」(56.88%)だった。
観光・レジャーの情報を収集する上で、役に立ったWeb サイト、アプリ、メディアは、「RED(小紅書)」(79.02%)が最も多かった。
商品情報を収集する際に、どの情報源を最も重要視(信頼)するかという質問に対し、最も多かったのは「企業の公式HP」(32.5%)だった。次いで「インフルエンサー」(25.94%)、「企業公式SNS」(23.44%)と続いている。