学情は11月15日、「学生生活の満足度」に関する調査結果を発表した。同調査は10月21日~11月8日、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生430人を対象に、インターネットで実施した。
現在の学生生活に満足しているか尋ねたところ、30.9%が「満足している」、39.8%が「どちらかと言うと満足している」と回答した。合わせると7割以上が「現在の学生生活」に満足していることがわかった。
「大学1・2年生のときと比較すると、キャンパスに通うことができている」「3年生になってから、アルバイトや友だちとの交流など、大学の授業以外も充実させることができている」「思い描いていた学生生活とは異なるものの、大学の授業やゼミに集中して打ち込むことができている」といった声が寄せられた。
「コロナ禍で1・2年生のときはキャンパスに通うことができなかった」「オンライン授業で友だちができないまま3年生になってしまった」「サークルや留学などやりたいことはたくさんあったが、コロナ禍で何もできないまま、就職活動になってしまった」といった声もあがっている。
学生生活で力を入れていることを聞くと、50.9%が「大学の授業」と回答した。次いで、「アルバイト」(44.4%)、「ゼミ・研究室」(36.0%)と続いている。
今年度、力を入れて取り組みたいことを尋ねると、53.7%が「就職活動準備」と答えた。「ゼミ・研究室」は44.0%、「大学の授業」は41.2%、「資格取得のための勉強」は39.5%だった。