マウンテンバイクの健全な普及と地域活性化を目指す「南アルプスMTB山守人」は10月1日、「山梨MTBベースオートキャンプ場」をオープンした。
国内最大級のマウンテンバイク(MTB)パンプトラックやコースを併設し、 中央道甲府南インターチェンジから0分という好立地で、 気軽に初心者やファミリーがキャンプとMTBを楽しむことができる国内初の大型オートキャンプ場。パンプトラックとは、MTBの基礎技術を習得するためのコース。パンプトラックそのものも楽しむことができる。
「山梨MTBベースオートキャンプ場」ではオープン後、多くの人が来場。キャンプとMTBをセットで世代問わずアクティビティが展開されている。キャンプ利用者は自由に施設内のMTBコース利用が可能。子どもやファミリー、フリースクール向けのマウンテンバイク体験などを各種常時開催している。
同施設にてMTBを体験した人のうち、山梨全域でMTBに乗ることに興味を持ち始め、南アルプスMTB山守人に入会する人も多いのだそう。山梨県の山道整備や地域貢献活動、MTBライドを楽しむ会員が集う場となっている。
毎週末には会員による山道整備などのボランティア活動やライドデイ、入会説明会などが日々開催。同施設から山梨の山々へマウンテンバイクライドに出発し、そのライドは山梨の山間部の防犯や獣害対策の役割も担っている。
同施設を本拠地とし、山梨全体を日本最大のマウンテンバイクフィールドに拡大する事で世界級のMTB聖地を目指すとともに、マウンテンバイクという道具を使った山梨県全域の山間部の地域活性化に寄与していくという。