NTTドコモは11月16日、「ワンナンバーサービス」の追加機能として「マルチデバイスオプション」を提供開始した。追加料金は月額550円、ワンナンバーサービスと合わせて月額1,100円となる。
ワンナンバーサービスとは、スマートフォンとApple Watchなどで同じ電話番号を共有し、音声通話やデータ通信ができるオプションサービス。Apple Watchのほか、通話専用のテンキー付き子機「ワンナンバーフォン ON 01」(※販売終了)やBMWの一部車種(iXやi4、2023年モデル以降の3シリーズなど)で利用できる。
従来、複数のワンナンバーサービス対応製品を利用するにはその都度切り替えが必要だったが、マルチデバイスオプションに加入すれば最大5台までのアクセサリ端末を同時に利用できる。切り替え作業が不要となるだけでなく、端末追加のたびに発生していたワンナンバー登録手数料(550円)も不要となる。
ワンナンバーサービスの利用には、親機となるスマートフォンが対象の料金プランに加入していることが条件となる。マルチデバイスオプション加入時の対象料金プランは、「ギガホ」「ギガライト」系の各プランと「はじめてスマホプラン」(U15を含む)、ahamo。ワンナンバーサービス自体は受付終了済の旧プラン(カケホーダイ/カケホーダイライト/シンプル)にも対応しているが、マルチデバイスオプションには非対応となる。