ハーマンインターナショナルは、JBLの7.1.4ch“完全ワイヤレスサラウンドシステム”「BAR 1000」の一般販売を11月25日に開始する。直販価格は143,000円。
Dolby AtmosやDTS:Xといった立体音響フォーマットに対応する、7.1.4chのサラウンドシステムで、フロントに設置するサウンドバー本体と、ワイヤレスサブウーファー、着脱可能な充電式のワイヤレスサラウンドスピーカーで構成。ケーブル接続不要なサラウンドシステムを構築できる。
日本導入に向けたクラウドファンディングをGREEN FUNDINGで9月から11月まで実施しており、支援額は1億円を突破(1億1,560万以上)。今回、事前に予告していた一般販売の開始日と価格が正式に決まった。JBLオンラインストアと横浜のJBL Store、JBL公式 楽天市場店、JBL公式Yahoo!店で取り扱う。
主な仕様に変更はなく、サウンドバー本体に2ウェイ構成のセンター/レフト/ライト用スピーカー6基、サラウンド用ビームフォーミングスピーカー2基、ハイトスピーカー2基を搭載。
左右端の着脱可能なバッテリー搭載ワイヤレスリアスピーカーには、リアチャンネルスピーカーとハイトリアスピーカー2基、3.6V/3,283mAhのリチウム電池を内蔵しており、約10時間連続再生できる。サラウンドスピーカーを本体に装着したときのサイズは1,194×125×56mm(幅×奥行き×高さ)。
ワイヤレスサブウーファーには大口径250mmウーファーを搭載。合計15基によるユニット構成を採用し、最大7.1.4chでの立体音響再生を実現する。総合出力は880W。
セリフなどの声成分を明瞭に聞き取りやすくする、新開発の独自技術「PureVoice」テクノロジーを装備。部屋の形状やスピーカーの設置場所、視聴位置にあわせて最適化する「ルーム・キャリブレーション」機能も備える。
HDMI入力×3と、HDMI出力×1(eARC対応)を搭載。HDCP 2.3をサポートし、4K映像やHDR10信号、Dolby Vision映像のパススルーに対応している。光デジタル音声入力、Ethernet端子も各1基装備する。Bluetooth 5.0にも準拠。設定から音楽再生まで一元管理を可能にする統合型アプリ「JBL ONE」が利用できる。
最新のWi-Fi 6にも対応する、IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax準拠の無線LAN機能(2.4GHz/5GHzデュアルバンド)を装備。AirPlay2やChromecast built-in、Alexa Multi-Room Musicをサポートし、スマートフォンやタブレットからシームレスに音楽をストリーミング再生できる。
本体サイズ(幅×奥行き×高さ)と重さは、サウンドバー本体のみで884×125×56mm/約3.7kg。サラウンドスピーカーは1基あたり155×125×56mm(同)/約1.4kg。サブウーファーは305×305×440mm/約10kg。
長さ1.2mのHDMIケーブルと、長さ1.5mのAC電源ケーブル×2、リモコン(単4形電池2本付き)、サウンドバーとサラウンドスピーカーの壁掛けキット、サイドキャップ×4などが付属する。