富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は11月15日、FMVブランドより、23.8型ワイド液晶を搭載したデスクトップPC「ESPRIMO FH77/G3」および「ESPRIMO FH60/G3」を発表した。
11月17日に発売予定で、価格はオープン。店頭予想価格は、Core i7-1165G7搭載のFH77/G3が244,800円前後、Core i5-1135G7搭載のFH60/G3が189,800円前後の見込み。カラーはFH77/G3がブラック、FH60/G3がホワイト。
FHシリーズは、23.8型ワイド液晶(フルHD解像度)を搭載した、四辺狭額縁のデスクトップPC。いずれも画面が机上から持ち上がっている脚付きデザインで、本体下の空きスペースにキーボードやマウスなどを収納できる。FH77/G3は、地上・BS・110度CSデジタルチューナーを2基内蔵し、テレビ放送の視聴・録画を楽しめることが特徴だ。
本体には、外部ディスプレイとして使えるHDMI入力端子を搭載し、他のPCのセカンドディスプレイとして使ったり、ゲーム画面を表示して遊んだりできる。ベゼル上部のWebカメラは顔認証に対応し、PCの前に座るとスリープから復帰する「瞬感起動(しゅんかんきどう)」なども搭載した。
ソフトウェアでは、新たにFCCL独自のAIメイクアプリ「Umore(ユーモア)」を新搭載。AIが顔を立体的に認識して肌質や顔色を補正、自然なバーチャルメイクを施した映像を送信する。オンライン上の急な会議や打ち合わせなどに便利な機能だ。
このほかFCCLの音声アシスタント「いつもアシスト ふくまろ」、写真転送や音楽再生、データ転送などが行える「スマホ連携ソフト」に加え、スマートフォンで撮影した動画や写真を手軽にバックアップできる「スマホ写真&動画バックアップ機能」、オンライン会議などで周囲のノイズを消す「AIノイズキャンセリング」といった従来機能も引き続き搭載している。
本体サイズはW544×D174×H385mm、重さはFH77/G3が約6.4kg、FH60/G3が約6.2kg。スピーカーはDolby Atmosをサポート。FCCLキーボードマイスターが監修した打鍵感のテンキー付日本語ワイヤレスキーボード、マウスが付属する。
品番 | FH77/G3 | FH60/G3 |
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本体カラー | ブラック | ホワイト |
OS | Windows 11 Home 64bit | |
CPU | Intel Core i7-1165G7 | Intel Core i5-1135G7 |
メモリ | 16GB(LPDDR4) | 8GB(LPDDR4) |
ストレージ | 256GB SSD(PCIe)+1TB HDD | 512GB SSD(PCIe) |
ディスプレイ | 23.8型ワイド液晶(1,920×1,080ドット) | |
光学ドライブ | BDXL対応 Blu-ray Discドライブ | スーパーマルチドライブ |
通信機能 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、ギガビット準拠の有線LAN | |
主要インタフェース | USB 3.2(Gen2) Type-C×1、USB 3.2(Gen1) Type-A×3、マイク・ヘッドホン兼用端子、SDカードスロットなど | |
生体認証 | 顔認証 | |
テレビ機能 | 地上・BS・110度CSデジタルチューナー×2 | ― |
本体サイズ | W544×D174×H385mm(本体最小傾斜時) | |
重さ | 約6.4kg | 約6.2kg |