クオーレは11月14日、「値上げラッシュの影響や購買意識・生活の変化」に関する調査結果を発表した。調査は10月13日~20日、20~70代の男女300名を対象にインターネットで行われた。
「値上げラッシュによる家計への負担はどのように感じていますか?」と質問したところ、「負担に感じる」が54%、「とても負担に感じる」が42%と、実に96%が家計への負担を感じているという結果に。
そこで、「値上げして困っているものは何ですか?」と尋ねたところ、1位「水道光熱費」(159票)、2位「ガソリン・灯油」(144票)、3位「食パン・菓子パン」(135票)、4位「野菜」(120票)、5位「パスタ・即席麺」(111票)となった。
続いて、節約の意識について尋ねたところ、82%が「値上げの影響で節約を意識するようになった」と回答。具体的にどのような節約や値上げ対策を行なっているのかを教えてもらったところ、「買い物の回数を減らす」「チラシを入念にチェック」「値下げ品を買う」「パンを買わなくなった」「外食を減らす」「車の代わりに自転車を活用」「電気・ガス・水道を節約」「ポイントを効率よくゲット」といった対策があがった。
また、「買い物の際に、値上げ対策の一環で中古品や古着を購入したいと思いますか?」と聞いたところ、45%が「思う」と回答。理由を聞くと、「もともと中古品や古着に抵抗がない」「状態や品質が良ければ中古や古着でも問題ない」「子ども服は古着で十分」「少しでも安く買いたい」といった声があがった。