フォーイットは11月11日、Web3メディア「Mediverse(メディバース)」が実施した「副業に関するアンケート」の結果を発表した。調査は10月31日、20歳〜69歳の男女500人を対象に行われたもの。
まず、副業収入については19.8%と2割近くが「ある」と回答。現在において毎月平均でどのくらいの副業収入があるか聞いたところ、「1万円未満」(8.20%)と「1〜3万円」(5.00%)がボリュームゾーンとなり、約15%が10万円未満におさまっていることが分かった。また、「101万円以上」という人も0.20%みられている。
年代別にみると、30代は「副業をしていない」の回答が66.67%で最も少なくなっており、裏を返すと、3人に1人以上はなんらかの副業収入を得ていることになる。また、副業収入を得ている人のうち4人に1人は「4〜10万円」の金額であると回答している。
副業収入額はいずれの年代でも「1万円未満」が最多数となっており、60代以上を除くすべての世代が全体平均の8.20%を上回っていた。
世帯年収別にみると、700万円〜1,000万円の年収層は、4人に1人以上がなんらかの副業収入を得ていることが分かった。うち7割以上は「〜10万円」に集中している。
また、年収層により副業収入額にバラつきがみられた。「1万円未満」および「31〜50万円」が最も多かった年収層は500万円〜700万円、「1〜3万円」は300万円未満、「4〜10万円」および「21〜30万円」は700万円〜1,000万円、「11〜20万円」は300万円〜500万円となっている。
次に、もし暗号資産関連の副業を行う場合、どの分野に興味があるか尋ねてみた。すると、「暗号資産投資(長期保有・レンディング・DeFi)」(32.40%)、「暗号資産には興味がないorやらない」(29.73%)、「SNSやブログを通してアフィリエイト」(22.20%)の順に多い結果となった。
年代別では、「暗号資産投資(長期保有・レンディング・DeFi)」の興味が集中したのは40代で37.86%、30代も37.78%と、僅差で次いだ。「SNSやブログを通してアフィリエイト」には、20代の半数が興味を示している。
また、「ブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)」「暗号資産ライター」「NFTの転売」「NFTの制作クリエイター」の4つにおいては、いずれも30代が最も興味を示す結果となった。
世帯年収別にみると、いずれの年収層でも「その他」を除くと「暗号資産投資(長期保有・レンディング・DeFi)」がトップを占めていた。さらに、世帯年収が上がるにつれて割合が高くなる傾向にあり、1,000万円以上の年収層では約半数となっている。
一方で、500万円〜700万円の年収層では「SNSやブログを通してアフィリエイト」のほか「NFTの制作クリエイター」が他の年収層と比べて高い傾向がみられた。