壁に開けてしまった画鋲の穴、気になりますよね。筆者も自宅の壁をよく見ると、画鋲の穴だけでなく釘の穴までできていました。
そこで今回ご紹介するのは、壁にあいてしまった穴をふさぐことができる「壁の穴埋めパテ」です。こちらは、ダイソーの「リフォーム」のカテゴリーで販売されています。20g入っていて110円です。今回は4種類の壁の穴に使ってみて、きれいにふさがるのかを検証します!
■使い方
使い方は簡単で、パッケージの裏面に書いてあるので注意事項も含めて読んでくださいね。まず、穴の周囲のゴミや水分を取り除きます。次に、パテを注入し、ヘラなどで中の空気を押し出すようにパテを埋め込みます。でこぼこやムラにならないように整え、乾燥させたらサンドペーパー等で平らに均します。
それではさっそく使ってみたいと思います!
■検証1 白い壁の画鋲の穴
まずは、一般的な家の白い壁に開いている画鋲の穴に使用してみます。
穴を見失わないようにマスキングテープで囲み、実験! パテを注入し、穴の中に押し込みます。筆者はヘラを持っていないので今回はティッシュを使いました。穴の周りに残っているパテをふきとり、乾燥させます。
結果はどうなったかというと……? 近くでよーく見ると「ここに穴が開いていたのかな?」とわかりますが、パッと見た限りでは全然気が付かないほどきれいに穴をふさぐことができました。
■検証2 白い壁の釘の穴
次に、壁にさしていた釘の穴に使用してみます。壁紙がめくれて、ぽっかりと大きい穴が開いています。こちらも、パテを注入して押し込み、ふき取ってみると…
今回はさすがにごまかしきれないかなと思っていたのですが、壁が白色、パテも白いので、今回の釘の穴のように多少穴が大きくても目立ちません。少し遠目から見ると、全然気が付かないくらい穴が隠れています。
■検証3 色付きの壁紙
次に、ベージュ色よりの壁紙に使用してみます。パテ自体が白いのでもしかしたら直した部分が目立ってしまうかも……どのような仕上がりになるのでしょうか?
結果は"気にならない程度の仕上がり"になったように思います。色や模様によると思いますが、画鋲の穴程度の小さい穴だと意外と目立ちません。はっきりとした色の壁紙の場合、パテが乾いた後、塗料を塗ったら良いかもしれませんね。
■検証4 でこぼこの壁紙
最後に、でこぼこの壁紙に使用してみたいと思います。平らな壁紙とどちらの方がきれいに隠せるのでしょうか。
結果としては、むしろでこぼこしている方が、パテの跡が紛れてわかりにくくなりました!
筆者の自宅の壁紙はどれも多少のおうとつがあったので、ティッシュでもそれなりにできましたが、まったく何も模様がなく平らな壁の方はティッシュではなくヘラを使った方が良いと思いました。
■番外編 飛散した墨汁
壁の穴を探していたときに見つけたのが飛散した墨汁の跡です。試しに濡らしたティッシュで拭ってみましたが、落ちませんでした。そのため、こちらをパテで隠せるのか試してみます。
仕上がりを見ると、うっすらと墨汁の跡が見えますが、壁紙の模様の一部のように同化してなじんでいます。
以前開けてしまった穴が気になる…という方に、ぜひおすすめしたい商品です。壁の穴に困っている方はぜひ活用してみてくださいね。