シグマは11月14日、富士フイルムXマウント用の大口径標準ズームレンズ「18-50mm F2.8 DC DN|Contemporary」を発表した。すでに、ソニーEマウント版とLマウント版を販売していたが、新たにXマウント版を追加した。希望小売価格は73,150円で、発売は12月2日。
シグマのXマウント版の交換レンズでは、「16mm F1.4 DC DN|Contemporary」「30mm F1.4 DC DN| Contemporary」「56mm F1.4 DC DN|Contemporary」の単焦点3本に続く4本目の製品で、Xマウント版では初のズームレンズとなる。
35mm判換算の焦点距離は27~75mm相当。ズーム全域でF2.8の明るさとしながら、重さを約285gに抑えて気軽に持ち運べるようにした。
Xマウントへの対応にあたり、AF駆動や通信速度の最適化といった制御アルゴリズムを開発し、高速AFやAF-C、ボディ内収差補正への対応を図った。マウント部にはゴムのシーリングを施した。
Eマウント版やLマウント版の18-50mm F2.8 DC DN|Contemporaryからのマウント交換サービスも12月2日から実施する。交換費用は24,200円。
- 対応マウント:富士フイルムXマウント
- 焦点距離:18~55mm(35mm判換算:27~75mm)
- レンズ構成:10群13枚(SLD×1、非球面レンズ×3)
- フォーカス機構:インナーフォーカス(ステッピングモーター)
- 絞り羽根:7枚(円形絞り)
- 最小絞り:F22
- 最短撮影距離:12.1~30cm(ワイド端~テレ端)
- 最大撮影倍率:1:2.8~1:5(ワイド端~テレ端)
- フィルターサイズ:55mm
- 本体サイズ(最大径×全長):61.6mm×76.8mm
- 重さ:285g
Xマウント版の18-50mm F2.8 DC DN|Contemporaryは、11月16日から幕張メッセとオンラインで開かれる音と映像と通信のプロフェッショナル展示会「Inter BEE 2022」のシグマブースに展示する。