お笑い芸人のバカリズムが9日、YouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』に出演。動画「【ガチトーク】バカリズム ピンになってから転機となった4つの仕事・人生で一番ウケたネタ『いろは歌』・思ったようにウケなかったネタ『手品の類』」内で、『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)開始時に抱いた率直な思いを明かした。

バカリズム

ダウンタウン・松本人志がチェアマンを務め、大喜利を競い合う『IPPONグランプリ』。バカリズムは同番組でこれまでに5回の優勝を果たしているが、自身は「他の芸人さんよりも割と、そこ(大喜利)だけを武器にやってきたところある」と思っていたため、最初は「出ないか優勝しかないと思った」という。

そして、同番組について、佐久間氏から「最初に企画を聞いてオファーされた時ってどういう気持ちだったんですか?」と尋ねられると、「『ついにこういうのやるんだ』って感じですよね。『順位つけるんだ』って」と返答。「『松本さんの観てる前で、誰の発想力が一番か決めるんだ』ってのがあったんで」「『これはヤバいの始まるなあ、どうしよう』って感じでしたね」などと、当時の緊張を明かす。

また、佐久間氏が「お笑いファンだった感覚としては、『バカリズムと(千原)ジュニアさんがよく(オファーを)受けたな』と思ってました」と述べたことをきっかけに、バカリズムは番組初回の裏側についても言及。「最初の裏の空気はヤバかったですよ」「全員闘志むき出しで。一応大人だから抑えてはいるんですけど、漏れてるんですよ」としつつ、「言ったら、各中学の番長が集まったヤンキーの入学初日の空気」と当時の空気感を例え、笑いを誘った。