バトルロワイアルゲーム『荒野行動』の日本リリース5周年を記念した「荒野行動5周年記念感謝祭」が、11月12日に新宿住友ビル・三角広場にて行われ、馴染みの荒野実況者、手越祐也、コスプレイヤーのえなこをはじめとするゲストが参加した。
ステージでは、ユーザーやプレイヤーに感謝を伝えるべく授賞式が行われた。まずは、パフォーマンス集団MplusplusによるLEDを使ったパフォーマンスがイベントを盛り上げた。手越祐也の荒野CHAMPオリジナルテーマソング「ARE U READY」をバック流しに、フラッグをはためかせるなどダンスを繰り広げたMplusplus。LEDが仕込まれたフラッグと衣装がサウンドに反応して点滅するなど、ステージは近未来的な空間へと早変わりした。MC百花繚乱と、コスプレイヤーのえなこがステージに登場。えなこは、荒野行動5周年記念スキンのセクシーなコスプレ衣装で登場して会場を沸かせる。そして百花繚乱が「あの方にも来てもらわないと始まらない」と、ゲスト・手越祐也を呼び込むと、いきなり手越のライブステージが始まった。
手越は、このイベントのテーマでもあるゴールドのジャンパーを着て登場し、そのオーラで一気に沸いた会場。ソロデビュー1周年記念にリリースされた「OVER YOU」を披露した手越は、爽快なサウンドに乗せて熱い歌声を響かせる。まるでアイドルのコンサートのように、観客は手を高く掲げステージ上の手越に向けてその手を大きく揺らした。そして「荒野行動5周年おめでとうございます!」とコメント。5周年という記念日にふさわしい、華やかな幕開けとなった。
イベントでは、まず【荒野実況者授賞式】が行われた。「動画キング賞」にMaro。「忠実賞」には、ふぇいたん。「攻略動画賞」には、ハルパパときょうぺいちゃん。さらに「高評価賞」には、芝刈り機〆夢幻。「単体動画キング賞」には、声まねなどのエンタメ力で人気の実況者ひかりん。さらに、「荒野総合成長賞」に、皇帝αDが選ばれた。プレゼンターを務めたのは、「リアル荒野行動動画」などでお馴染みの実況者2人組きょんくま。「普段は配信で活躍されている皆さんが、一堂に会することはなかなかない。この豪華さに感動です」とコメントしたきょんくま。それぞれ受賞の感想をコメントし、Maroの「普段見てくれているリスナーさんがいてこそ。もっとリスナーさんに笑顔になってもらえるように楽しい動画を届けたい」との、正統派コメントに会場に大きな拍手が沸いた。
ここで再びライブパフォーマンスが展開された。荒野行動の実況でお馴染みの3人で、アーティストとしても活動する超無課金、へんしゅう長、ぺいの3人が、シーズン13のテーマソング「FLOWER」を熱唱した。熱く爽やかな歌声を聴かせ、会場には歓声があがるなど、まるでアイドルのような人気。えなこは「FLOWER」の音源の歌唱に参加しており、「機会があったら4人で歌いたいです」とコメントすると、「それってプライベートでのカラオケのお誘いですか?」とざわつく3人。えなこは「いえ、ビジネスですから」と3人を一蹴し、会場を沸かせた。
【クリエイター大会授賞式】には、プレゼンターとして「荒野FILM RED CUP」など、数多くの荒野イベントに参加するヴァンゆんの2人が登場した。「荒野行動が生まれた時からプレイしているので、親のような気持ちです」とゆん。「公式エンタメ大会ツイー ト活躍賞」には人気VTuberの勇気ちひろ、「公式エンタメ大会界隈成長賞」には元K-1スーパーライト級チャンピオンの安保瑠輝也が選ばれ、安保は「格闘技以外でトロフィーもらうのは人生で初めて」とコメント。そんな安保にヴァンビは「安保さんの動画は普段から見ています。試合では拳を握り、家ではスマホを握ってゲームをやっているギャップが可愛い」とコメント。ゆんも勇気に「可愛い声なのにブリンクが上手いんですよ」と2人を紹介した。
そんなヴァンゆんと受賞者の2人は、【周年記念クリエイター大会】に参加。ここでは実況の受賞者のMaro、ふぇいたん、ハルパパ、きょうぺいちゃん、芝刈り機〆無限に、CulTVのせりしゅん、TikTokerのわにまる、AbemaTV『白雪とオオカミくんには騙されない』などで人気の池田翼が参加。それぞれがリーダーとなってユーザーとチームを組んで「荒野行動」をプレイした。実況をV3、解説をきゃんさんが担当して、「安保さんの二段蹴りに期待」と笑いを取る。戦闘が始まると、夢幻チームの馬移動に場内に笑いが。プロの容赦ないキルに、運良く参加できた一般ユーザーも善戦。大乱戦を池田翼率いるチームが勝ち抜いた。最後まで隠れる戦法を取ったゆんは、「ふぇいたんさんに倒されました。あとでオコです!」とコメントし、ゲームを楽しんだ様子だった。
【荒野の光授賞式】では、「荒野の光ベスト番長賞」に超無課金。「荒野の光最多連続優勝賞」にYuuTV。「荒野の光赤兎馬賞」は、馬のかぶりもので有名なよぺ爺が受賞し「やっと報われました」とコメント。また、初となる「荒野の光女性優勝者賞」には、個人VTuberの酢酸かのん。「荒野の光溢れる魅力賞」を、超無課金のマネージャーでもありプレイヤーでもある、あみが受賞。YouTubeやTikTokで人気の男女6名のインフルエンサーユニットCul TVがプレゼンターを務め、CulTVのもかは、「歌とか動画だけじゃなく、ゲームもうまくてかっこよくて、同じ女性として尊敬します」と、酢酸とあみに敬意を表した。
【TikToker賞授賞式】には、プレゼンターとしてダンス系TikTokerのmumeiが登場。「TikTok影響力賞」を、わにまるが受賞。「公式エンタメ大会TikTok自主投稿再生賞」に輝いた元祖荒野行動萌え声プレイヤー進撃のみぃは、「これからもみんなをメロメロにさせちゃいます」とコメント。mumeiは、「2人の動画には、女性ならではの荒野行動の楽しみ方が詰まっている」と、2人の動画を高評価。この後、荒野の光受賞者、TikToker賞受賞者、CulTVのせりしゅん、mumeiの7人で、荒野行動のワードを使った「ワードウルフ大会」が開催された。わにまるに票が集まり、市民サイドが勝利。超無課金の追い込みに「見 透かされてるみたい」と、わにまる。荒野行動のプレイさながらの駆け引きで、会場を沸かせていた。
プロチームから選出される【e-Sports賞】には、「2022年最多キル賞」に、アルファディーアベス所属たこぉ。「2022年最高ヘッドショット率」には、アルファディーアベス所属のあ。「2022年最長生存時間」に、センゴクゲーミング所属かぴばら。「2022年最長移動距離」に、センゴクゲーミング所属しめじ。「2022年年間MVP選手」には、カルラ所属竹本7。「最長撃破距離賞」は、カルラ所属といぷ。そして「2022年最優秀戦隊」には、センゴクゲーミングが輝いた。プレゼンターには、初期から荒野行動をプレイし“荒野行動のアニキ”と呼ばれる手越祐也が再び登場。センゴクゲーミングのメンバーとは、MVに参加してもらったことをきっかけに交流があるそうで、「自分のことのようにうれしい」とコメントした。また、センゴクゲーミングを代表して、ぼるは「チャンピオンシップでは悔しい思いがあった。この賞を糧に、来年はチャンピオンシップで優勝したい」と力強くコメントした。
最後には、手越がセンゴクゲーミングとドリームチームを結成し、アベス、カルラ、フローラ、マンティスというプロチームと対戦するという、5チームによるスペシャルマッチ「イケメンとゲーマー達の短期決戦」を開催。嵐の半島、アンチ迅速、手越はポイント2倍という設定。これには「プロ相手だから10倍はほしい」と手越。実況V3、解説bockyは、「手越さんは、プレイ時間で言ったらプロだから(笑)」とコメント。「センゴクとどういう化学反応をみせるか」「フローラは最近ファイトが強くなってきている」と注目ポイントを解説。戦闘が始まるや画面には手越のキャラクターが映り、背中に初代総長と書かれた金ピカのコートで走る姿に会場が沸いた。3戦行い、最終的にフローラが優勝。手越率いるドリームチームは4位という結果で、「みんながすごいのは知ってるけど、マジで悔しい。もっと練習します」と、ますますプレイ時間が増えそう。さらに「初期から好きでやってる荒野行動なので、もっと魅力をお伝えできるようにこれからもお手伝いしていきます」と、荒野行動愛溢れるコメント。
同イベントでは、「大感謝祭ジャンボ」と題して、ゲーム内で使用できる記念アイテムや現金100万円(1名)が当たる抽選会や、iPhone14が当たるTwitterキャンペーンなども並行して開催。また【情報司令部】と題して、2023年に大型マップの実装や、映画監督としても知られるカメラマン蜷川実花がデザインしたアイテムが年内に公開されることを発表。そして「ギュイ~ンドドドド」というチェンソーの音だけという謎の発表も。
そして最後の受賞者が発表された。「それは、荒野行動を5年支えてきてくれた、全ユーザーの皆さんです」と百花繚乱。スクリーンにはこの5年を振り返る映像が映し出され、「ゼロからずっとそばにいてくれてありがとう。」の文字が映し出された。そこに、超無課金、ぺい、ふぇいたん、わにまる、へんしゅう長が登場し、荒野行動5周年応援曲「V」を披露。受賞者とプレゼンター全員がステージに集まり、賑やかに5周年をお祝いした。いつもは画面越しに見ている人気配信者が勢揃い、プロチーム、そして手越祐也。6年目への期待感も大きく増した、豪華なイベントとなった。
また、ステージに先駆けて解放されたイベントスペースでは、荒野行動の世界観が存分に反映された様々なコンテンツが用意され、この日のイベントに招待された約200名のゲームユーザーが出迎えられた。荒野行動でお馴染みの銃で的を撃ち抜く“SPECIAL SHOOTING RANGE”と、安全地帯のサークルをめがけてダーツを投げる“荒野DARTS”では、ミッションをクリアすると素敵なノベルティがプレゼントされることもあり、行列が絶えない盛り上がりをみせていた。
そのほかにも、長時間露光撮影アプリを活用して幻想的な撮影ができる“LIGHTING PHOTO SPOT”、アーティストユニット“WHOLE9”によるブラックライトに反応するインクで創り上げられたアート作品に、荒野行動へのメッセージを書き込んでいく“LIGHT Experience ART”、荒野行動のロゴが入ったメニューやオリジナルドリンクが味わえるフードコートも設置された。