マキタは11月10日、電源の取れない現場や家の回りで、ごみや落ち葉を集めて吸える充電式ブロワ集じん機「MUB187D」を発売した。

価格は、ブロワ集じん機単体モデルが28,000円、ブロワ集じん機と同社の18Vバッテリ「BL1830B」、および充電器「DC18SD」が付属するモデルが48,700円。

  • MUB187D

同社の18Vリチウムイオンバッテリ「BL1830B」で稼働する、手持ちタイプの充電式ブロワ集じん機。ブラシレスモータを採用し、1台で風を吹き出す「ブロワ」、ゴミや落ち葉などを吸い込む「集じん」の2役で使える。

本体はノズル長さを調節可能。ユーザーの身長に合わせ、全長760~1,010mmまで、50mmごと6段階で長さを変更できる。また、金属製シュレッダ刃を内蔵することで、集じん時に吸い込んだ落ち葉などを粉砕して格納できるため、吸い込むゴミや落ち葉などの体積をコンパクトに抑えられる。集じん容量は25L。

  • ゴミや落ち葉を吸い込む集じん、風を吹き出すブロワの2役で使用。切り替えは手元のレバーを上げ下げする

集じんとブロワの切り替えは、ダストバッグの上に備えたレバーを操作。風量は集じん時で最大6.1立方メートル/分、ブロワ時で最大64m/秒(平均52m/秒)。ハンドル付近のトリガーを操作して風量を調節でき、好みの風量で固定することも可能だ。

本体サイズは長さ760~1,010×幅164×高さ365mm(ダストバッグ含まず)、重さは3.7kg(バッテリー「BL1830B」含む)。1充電あたりの作業量めやすは、ブロワ時が最大8分、集じん時が最大7分(いずれも最大風量時)。なお、製品は雨や湿気のある場所では使えない。