お笑い芸人のバカリズムが9日、YouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』に出演。動画「【ガチトーク】バカリズム ピンになってから転機となった4つの仕事・人生で一番ウケたネタ『いろは歌』・思ったようにウケなかったネタ『手品の類』」内で、芸能人生の転機になるも、「最初はやりたくなかった」という仕事について語る一幕があった。

バカリズム

転機になった仕事について話していくなかで、2006年から2015年までフジテレビのCS放送および地上波で放送され、自身がMCとして出演していたバラエティ番組『アイドリング!!!』を挙げたバカリズム。

当時まだレギュラー番組がほとんどない時期に来たMCのオファーだったが、「最初はやりたくなかったんです」「僕はまず向いてないと思った」「アイドル番組のMCって言ったら、とんねるずさんとか、ああいうノリの人たちだから。ああいうノリはできないと思ったし」と振り返る。

また、「アイドル番組に対して、そもそもそんないいイメージを持っていなかった」「芸人としてライブで動員を増やしていって、たまにネタ番組出られるぐらいでいいやって思ってたから」「自分のイメージが壊れちゃうと思った」と告白。

そして、オファーを断るつもりで打ち合わせに行ってみたところ、フジテレビのプロデューサーから「普通のアイドル番組を作るつもりはないです」「バカリズムさんらしさでやっていただければ結構です」などと説明を受けたことで、「だったら大丈夫かもしれないな」と気持ちに変化が生じ、出演を決めたそうだ。

その結果、「バカリズムってわりとこういう感じでニコニコするんだとか、はしゃぐんだとかが分かってもらえたから、バラエティに出られるようになったのは『アイドリング!!!』がデカいかもしれない」としみじみと語っていた。