フジテレビの動画配信サービス・FODでは、『~報道ドキュメントシリーズ~ 重大事件編』を11日から配信開始した。

  • 『~報道ドキュメントシリーズ~ 重大事件編』

報道ドキュメントシリーズは、フジテレビ報道局の記者やディレクター、カメラマンが撮影した世界的スクープや独占映像で構成するもので、今回が第2弾。第1弾は『張り込んでみたらドロボーが現れた~報道ドキュメントシリーズ~』として、ドロボーの存在を、リアルな映像で紹介した。

今回は、記憶に残る重大事件を、当時の映像とその事件に関わった当事者などのインタビューと共に伝える。ニュースはテレビやネットの世界のものではなく、“現実に起きている”ということが実感できる内容だ。

ラインナップは、以下の通り。

■「秋葉原通り魔に立ち向かった警察官」(11月11日18:30~)
日本中を恐怖に陥れた東京・秋葉原の通り魔事件。7人の命が一瞬にして奪われ、10人が重軽傷を負った。トラックで歩行者天国に突っ込み、通行人たちをナイフで次々と襲ったのは加藤智大元死刑囚。あの日、混乱する現場で、加藤元死刑囚に一人で立ち向かった警察官がいた。「私を殺そうとして向かってきた」対峙した警察官がその瞬間をカメラの前で語る。

■「オウム真理教の麻原に手錠をかけた刑事」(11月18日18:30~)
男の名は「麻原彰晃」、本名・松本智津夫元死刑囚。地下鉄サリン事件や坂本弁護士一家殺人事件など数々の凶悪事件を引き起こしたオウム真理教の教祖だ。1995年、日本中が固唾を飲んで見守った麻原逮捕のXデー。早朝から始まった一斉捜索だったが、どこを探しても麻原は見つからない・・・。警察に焦りが見え始める中、一人の新人刑事が、隠し部屋で息を潜める麻原をついに発見!「ブルブルと震えていた」麻原に手錠をかけた刑事が“世紀の逮捕劇”の舞台裏を明かす。

■「日航123便墜落 32分間の音声」(11月25日18:30~)
37年前の夏、日航123便は御巣鷹の尾根に墜落した。犠牲者は乗客乗員520人。日本の航空機史上、最悪の墜落事故だった。羽田空港を離陸してわずか12分後、「なんか爆発したぞ」。機内は想像を絶する事態に…。ボイスレコーダーに残された32分間の音声。そこには乗客を何とか助けようとするコックピットの“命をかけた闘い”が記録されていた。

■「あさま山荘立てこもり 50年後の事件現場へ」(12月2日18:30~)
過激派組織「連合赤軍」のメンバーが人質を取って立てこもったあさま山荘事件。その様子はテレビで生中継され、総世帯視聴率は89.7%を記録するなど日本中が注目した。警察は大きな鉄球で山荘の壁を突き破り、強行突入。激しい攻防の末、機動隊員二人が死亡したが、人質を無事救出した。その現場となったあさま山荘は今どうなっているのか、内部を独占取材した。

■「北朝鮮・金正男を暗殺した女性」(12月9日18:30~)
「普通の人生を送りたい」当時20代の若い女性が突然、“世紀の暗殺劇”の実行犯に!2017年、北朝鮮の金正恩総書記の異母兄弟、金正男氏がマレーシアの空港で殺害された。使われたのは猛毒VX。センセーショナルに報道され、世界中が注目した北朝鮮の暗殺事件。その実行犯に仕立てられたのは俳優を夢見る女性だった。なぜ彼女は巻き込まれたのか、暗殺はどうやって行われたのか、本人がフジテレビのカメラにその真相を激白する。

■「歌舞伎町ビル火災 謎多きあの日の記憶」(12月16日18:30~)
44人の命は一夜にして奪われた・・・。2001年の防災の日。日本一の歓楽街、歌舞伎町の雑居ビルで火事は起きた。火災報知機は作動せず、火事が起きていることに気付く人すらいなかった。「真っ赤な階段は初めて見た」救助活動に当たった東京消防庁の特別救助隊が現場で目にした光景とは・・・