ペットメディカルサポートは11月10日、「愛犬・愛猫と獣医の関係に関するアンケート」調査の結果を発表した。調査は10月25日~30日、同社ペット保険「PS保険」の契約者3,031名を対象にインターネットで行われ、503名から有効回答を得た。
愛犬・愛猫の飼い主に愛犬、愛猫のかかりつけの獣医がいるかを伺ったところ、全体の96%が「いる」と回答。
そこで、いい獣医、いい動物病院の条件を教えてもらったところ、「近所にある、交通の便がいい」と「触診や聴診などきちんと診察してくれる」(ともに67%)が同率1位に。次いで「飼い主の話をきちんと聞いてくれる」(64%)、「動物に愛情をもって接してくれる」「説明がわかりやすい」(ともに61%)と続き、飼い主は医療技術や専門性の高さよりも、ペットと自分たちを理解しようとし、ていねいな対応に重きを置いていることが分かった。
また、いい獣医を探すための情報源を聞くと、「知人・友人」(39%)や「動物病院に通って自分で判断」(38%)が多く、「インターネットの口コミサイト」が17%にとどまった。
次に、愛犬・愛猫が動物病院を好きかどうかを尋ねたところ、「好きだと思う」は19%と少数派となり、「どちらでもない」が36%、「嫌いだと思う」は34%だった。
では、診療を受ける当の犬や猫たちは、動物病院や獣医をどう思っているのか。「愛犬・愛猫は“病院”という言葉を理解していると思いますか?」と尋ねたところ、42%が「はい」「どちらかと言うとはい」と回答。一方、「いいえ」「どちらかと言うといいえ」は32%と、理解している割合が上回った。