ポラール・エレクトロ・ジャパンは11月10日、有機ELディスプレイを搭載したスポーツ・ヘルスケアウォッチ「POLAR IGNITE 3」(ポラール イグナイト スリー)を発表した。バンド含め35gの重さながら、トレーニング利用時で最大30時間の長時間バッテリーを実現した。価格は49,500円で、11月22日に発売する。
「POLAR IGNITE 3」は、35gという重さと、GPS+高精度心拍計測によるトレーニング使用時で最大30時間という長時間バッテリー駆動を兼ね備えたスマートウォッチ。バッテリー駆動時間は、前モデル「IGNITE 2」から10時間伸び、24時間心拍計測のみでは最大5日間駆動する。
本体は、ポラールのスマートウォッチで初となる有機ELディスプレイを備え、高性能プロセッサと増量したメモリにより、快適な操作感を実現したという。画面には最大4つの情報を同時に表示でき、歩数や消費カロリー、リアルタイムの心拍数など、12種類の情報を選んで表示できる。
また、高精度のデュアルバンドGPSを搭載。2周波数帯を受信できるマルチバンド機能により、より正確な位置情報を取得できるようになった。本体は30m防水性能を備える。
このほか、新機能「SleepWise体内リズムガイド」を、2022年11月末頃のアップデートで提供する。これまで睡眠・自律神経分析機能では、睡眠の質や睡眠ステージ、睡眠サイクル、自律神経の状態などを計測できたが、SleepWise体内リズムガイドでは、利用者の状態に合わせた入眠・起床時間や、日中の活動時間の最適なタイミングなどを提案できるようになる。推奨されたタイミングで活動することで、体内リズムに合わせた生活リズムを作れるという。
スポーツ計測は150種類以上のスポーツに対応。特にランニング関連機能が充実し、ランニングやウォーキングから現在のパフォーマンスレベルを判定する「ランニングパフォーマンステスト」「ウォーキングテスト」、自動・手動の両方同時に計測できる「ラップ計測」、現状のペースタイムと目標タイムとの開きがわかる「レースペース」などを用意する。水分・エネルギーの補給タイミングをアラートする「FuelWise」「三大栄養素別消費エネルギー」も、同社の「Polar Pacer」などと同じく搭載した。
本体サイズは直径43mm×厚さ9.5mm、重さは35g(リストバンド含む)。バンドはSとM/Lの2サイズを同梱。バンド幅は20mmで、純正品のほか、一般的なリストバンドに交換できる。カラーはブラック、ゴールド・グレージュ、ライラックパープル、カッパー・ブラウンの4色。