元プロ野球選手の清原和博氏が6日、YouTubeチャンネル『松坂大輔 official YouTube』に出演。動画「【神投球】イチロー相手にも経験のない特別な対決に清原和博唸る! 松坂大輔は腕がちぎれてもいい覚悟で投げた…極上のドラマがここに【清原和博コラボ(2)/3】」内で、「心から折れた」という松坂氏との最終対決を振り返った。
動画中盤、2006年8月に行われ、清原氏の4打席連続三振に終わった松坂氏との現役時代最後の対決について話す展開に。全球ストレート勝負だったこともあり、多くのファンの記憶に残った対決だったが、清原氏にとってもそれは同じだったようで、頭を抱えた末に「心から折れたよね」と回顧。「なかなか心から折れることってないねんけど」「結果も心も折れたよね」と続ける。
しかし、松坂氏によると「勝ったんですけど、試合を通してはそんなに調子は良くなかった」「でも清原さんの時だけ良かったんですよ」とのこと。清原氏が「なんやそれ!」とツッコむと、松坂氏は「これ入団した時から東尾(修)さんに怒られてたんですけど」「オリックスではイチローさんだけを抑えるのに他のバッターに打たれて、『お前いい加減にしろ! イチローの時だけちゃんと投げやがって!』って(言われて)」などと、“大物”相手にはめっぽう勝負強くなっていたことを明かした。
その上で「清原さんの時だけめちゃくちゃいい球いってるんすよ」と振り返った松坂氏だったが、ただただ良い球を投げられていた清原氏としては「最後、打席立った時“やられるな”って思ったもん。打席入る前から(気持ちが)負けてたもん」としみじみと語った。