先日、日本中で話題となった皆既月食。寒い中、外へ出て写真を撮ったという方も多いのではないでしょうか。しかし、Yoshiyuki Harada | 原田 義之(@yohar1114)さんが撮った皆既月食の写真は、みんなが撮ったものとはちょっと異なっており、話題となっています。

皆既月食 始まりから終わりまでを一枚に収めたら美しすぎた(@ Yoshiyuki Harada | 原田 義之(@yohar1114)より引用)

  • @yohar1114より引用

なんとこの写真、月食の始まりから終わりまでを1枚の写真に収めたものなのだそう。色や位置の移り変わりが綺麗に撮られていて、幻想的な1枚となっています。

この投稿は41.9万件のいいね、7.3万件のリツイートと皆既月食の話題というのも合わさって、大きな反響が寄せられています(11 月10 日時点) 。

「とってもキレイですね」といった写真の感想や「計4時間!? 努力の賜物ですね」「軌道がすごく分かりやすいし、グラデーションがとてもきれいです。」「位置取りが完璧!! 」など原田 さんの努力を称える声もありました。

しかしどのように、この写真を撮影したのでしょう。

投稿者さんに聞いてみた

ーーこの写真はどのように撮影されたのですか。

月食の始まりから終わりまでの約4時間を3分おきに撮影し、その写真を比較明合成という手法で重ねたものになります。

ーー位置取りが完璧だという声もありました。

月食開始時にシャッターを切り始めたら構図は変えられないので、最初から最後まで一枚に入り切るかは賭けでした。家に帰って、実際に画像を重ねてみるまで完成形を見ることができず、重ねてみたらイメージと違ったらどうしようという不安はありました。

ーー今回のツイートに多くの反響が寄せられていますが、率直な感想を教えてください。

こんなにも多くの反響をもらえたことは正直嬉しいです。1枚1枚撮った画像を重ねた時に想像以上の光景が広がっており、最高の皆既月食の写真が撮れたと思ってます。


とても幻想的な皆既月食。普通に撮影しても綺麗だけど、少し工夫してみると自分の想像を超えた1枚になるかもしれません。