びっくりドンキーが10月13日から開催中の「ガリバーフェア」。いつものメニューがさらにビッグサイズになって楽しめる同フェアの特別メニューを実食してきたので、レポートしよう。

ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」が、10月13日から恒例の「ガリバーフェア」を実施している。毎年秋に開催されている同フェアでは、通常のハンバーグよりも巨大な「ガリバーバーグ」が登場する。昨年からサイドメニューにもガリバーサイズが追加されているが、今年はさらにメニューが追加されての開催となった。今回はいつもの次男・三男に加えて妻を連れて4人でフェア限定メニューを実食してきたので、早速レポートしよう。

  • 今回も「びっくりドンキー 南柏店」にお邪魔してきました

■ガリバーバーグディッシュ　1,435円＋チーズトッピング165円

  • ガリバーバーグディッシュ　1,435円＋チーズトッピング165円

今回のフェアの主役となる、400gの巨大ハンバーグ「ガリバーバーグ」をディッシュに盛り込んだのがこの一皿。通常、バーグディッシュに乗るのは150gか300gだが、400gという超巨大ハンバーグが圧倒的な存在感を醸し出している。今回はトッピングでチーズを追加して「ガリバーチーズバーグディッシュ」として次男が注文した。ライスは標準のままだ。

  • 隣のレギュラーバーグディッシュ(150g)と比べて圧倒的なボリューム

ディッシュの半分近くを覆い隠すハンバーグのボリュームがとにかくすごい。食べても食べても肉があるという感じだ。これだけでも十分美味しいが、せっかくなのでトッピングや「追加カリーソース」、「追加チーズソース」などを追加して味変しながら食べると、なおいいだろう。ライスも大盛り、あるいは200円追加して600gの「ガリバーライス」を選択したいところ。見た目のインパクトも含めて「王道」といった感があるメガ盛りメニューだ。

■ガリバーバーグステーキ レギュラー　1,325円

  • ガリバーバーグステーキ レギュラー　1,325円

こちらはディッシュではなく、シンプルなハンバーグステーキとして提供される一品。こちらはトッピングを付けずにシンプルに和風オリジナルソースだけでいただいた。

  • 皿を埋めつくさんばかりのハンバーグの面積がすごいことになっており、付け合わせのブロッコリーやポテトサラダが完全に隠れてしまっている。

肉汁たっぷりで、箸で切れるほど柔らかいハンバーグが思う存分食べられる。実に幸せな気分だ。今回は妻と三男がシェアして食べたが、我が家では割と食が細いほうの二人で分けるのにちょうどいいサイズ。小さいお子さんだったら大人と三人で分けてもいいかもしれない。

■ガリバー専用ガリバーライス　395円

  • ガリバー専用ガリバーライス　395円

通常サイズの3倍となる600gものライスが盛られた、ガリバーメニュー専用のライス。ガリバーバーグディッシュと合わせて注文した。

  • みそ汁と比較すると大きさが際立つ。あ、これ去年もやったな

サイズ的にはまさしく「丼飯」。どーんとハンバーグを乗せてかき込みたい気分だ。この量はそれだけで結構笑えるので、ぜひ一度は注文してみていただきたい。今回は小皿をもらって妻と三男がシェアしたが、だいぶ余ったので、残りは次男と筆者でシェアした。それぞれが大盛りにするよりも結果的にはお得だったと言えるだろう。

■ガリバーフライドポテト　660円

  • ガリバーフライドポテト　660円

標準サイズのハンバーグディッシュの器にフライドポテトが山と盛られたサイドメニュー。ケチャップソースやオリジナルマヨネーズタイプが付いていくるのは標準メニューと変わらない。

分量が多いので、ケチャップソースやオリジナルマヨネーズタイプが足りなくなってしまうおそれがあるが、そのときはハンバーグのソースなどに付けてみてはいかがだろうか。メインメニューのお供に、スイーツの口直しにと、どんな組み合わせでも抜群の相性を発揮するメニューだ。

■ガリバーサラダ　660円

  • ガリバーサラダ　660円

今回新たに投入された新メニュー。サラダがパフェグラスに盛り込まれており、見た目にも実に美しく「映える」メニューだ。サラダ自体は9種類の野菜が使われており、びっくりドンキーオリジナルドレッシングがたっぷりかかっている。ディッシュサラダ2皿分＋レギュラーメニューの「ドンキークラシックサラダ」あたりではないかと思われるが、入っているものが微妙に違う気もする。いずれにしても、量と値段を考えるとかなりお値打ちメニューだ。

これだけ大きなサラダだと、ドレッシング不足で最後のほうになると味が薄くて飽きてしまったり、あるいはドレッシングが多くて野菜が溺れていたり、なんてこともありがちなのだが、ガリバーサラダはドレッシングがしっかり末端まで行き渡っており、それでいて大量にあまるということもなく、実にピッタリな量がかかっている。我が家では四人でシェアしたが、野菜を多めに食べたいなら、二人くらいでシェアするとちょうどいい感じだ。

■北海道ガリバーソフト　650円

高さ20cmの巨大ソフトクリームがジョッキに入って提供される。標準メニューの「北海道ソフトクリーム」と同じく、白玉なしで底まで全てがソフトクリームというスパルタンな一品だ。昨年まではシンプルにこのままの提供だったが、今年はレギュラーメニューにも加わったチョコレートソースとイチゴソースが両方付属し、味に変化をつけて食べられる。

ベースとなる北海道ソフトクリームの濃厚さに加え、味が深く本格的なチョコソースと、甘味の中に酸味も感じられるイチゴソースのおかげで、飽きずに最後まで食べやすい。とりわけ皿をもらってシェアすれば、ソースが混じることもない(イチゴとチョコの組み合わせも、意外と合うのだけど)。

  • チョコソースとイチゴソースが付く分、去年よりお得になったかも?

■びっくりイチゴミルク　715円

  • びっくりイチゴミルク　715円

レギュラーメニューの「つぶつぶ食感いちごミルク」(390円)をベースに、高さ25cmの巨大なグラスに、生クリームを加えた牛乳とクラッシュイチゴがたっぷりと注がれ、その上に北海道ソフトクリームがドーンと浮かんでいる特製ドリンク。我が家では畏敬の念を持って「聖杯」と呼ばれている。

「つぶつぶ食感いちごミルク」は今春から氷なしでの提供になったのだが、さすがにガリバーサイズでは飲んでいる間にぬるくなってしまうとの配慮なのか、氷も入っている。

「牛乳に生クリーム」と聞くと驚く人もいそうだが、筆者が以前北海道の牛乳工場に勤めている人に聞いたところ、工場勤務の人たちの間では人気で、濃厚さが増しておすすめの飲み方なのだとか。そんな北海道流の飲み方が楽しめる一品でもあるわけだ。

つぶつぶイチゴと生クリーム入りの牛乳をそれぞれ単体で味わったら、思い切って混ぜてほしい。クリームの濃厚さとイチゴの甘さが合わさってベストな味わいに変化する。一杯で3つの味わいを楽しめるわけだ。一人で飲み切るもよし、二人で仲良くシェアするもよしの、美味しいドリンクデザートだ。

「食欲の秋」にふさわしいボリュームをぜひご家族で!

ということで、期間限定の6品+1品を完食。看板メニューであるびっくりドンキーのハンバーグがメガサイズになったガリバーバーグは、味については言うまでもなく、思う存分肉を楽しめるという点で百点満点。一人で腹一杯食べるもよし、みんなでシェアしながら食べるにも最適だ。デザートやサイドメニューもボリュームアップしているが、新メニューの「ガリバーサラダ」は流行も取り入れて、ボリュームも見た目も楽しめる一品。レストランの中でも外でも、話題になること請け合いだ。

  • 今回もきれいに完食。ごちそうさまでした！

「食欲の秋」にピッタリな、びっくりドンキーの「ガリバーフェア」は11月24日までとなっている。なお、食後のもう1品に最適な「北海道ミニソフト」が半額の100円になるキャンペーンが11月8日まで、前回レポートした「秋栗のデザート」フェアが11月24日まで開催中なので、こちらも合わせて、ぜひご家族と一緒にお試しいただきたい。