ロジクールは11月10日、手頃な価格を実現した「SIGNATURE ワイヤレスマウス」3機種を発表した。発売日は11月24日。
2021年1月に発表した「SIGNATURE M650」(以下、M650)をベースに、より高機能な「SIGNATURE M750」(以下、M750)を5,280円、機能を絞った「SIGNATURE M550」(以下、M550)を3,960円で販売。既存モデルのM650も、新色ブルーと新色レッドの2色を追加し、4,620円で発売する。
M650は、高速スクロールと通常スクロールを回す速度で切り替えられる「SmartWheel」や、静音スイッチを搭載したワイヤレスマウス。今回、M650利用者からのフィードバックを元に、より高機能なM750と、機能を省き価格を下げたM550を用意し、幅広いユーザーの需要に応えたとする。
M750は、SmartWheelスクロールホイールや、静音仕様のクリックボタン、親指付近に配置したサイドボタンなどM650の機能に加え、最大3台のデバイスをボタンで切り替えて使えるEasy-Switchに対応。
また、複数のPCでマウスをシームレスに使え、テキストや画像、ファイルを行き来できるFlow機能もサポートした。上面には、カーソル速度をボタンで調整できるDPI切り替えスイッチも装備する。
M550は、M650からサイドボタンを省いたモデル。SmartWheelスクロールホイールや静音クリックボタン、手にフィットする形状などは変わらない。
M750・M550ともに、サイズはS/M(標準サイズ)と、Lの2サイズを用意し、手の大きさに応じて選べる。M750の本体サイズと重さは、標準サイズで61×38.8×108.2mm、103.2g。Lサイズで66.2×42×118.7mm、117g。センサー解像度はSIGNATURE ワイヤレスマウス3機種共通で4,00dpi~4,000dpi。ボタン数は6で、チルト機能も備える。
M550の本体サイズと重さは、標準サイズで61×38.8×108.2mm、97.4g、Lサイズで66.2×42×118.7mm、111.2g。ボタン数は3で、チルト機能は非搭載。
【お詫びと訂正】初出時、「SIGNATURE ワイヤレスマウスM550」がチルト機能搭載としていましたが、ロジクールから仕様の訂正が発表され、正しくは非搭載となります。ご迷惑をお掛けした読者の皆様にお詫び申し上げます。(2023年2月3日 16:40) |
カラーはM750でグラファイト、オフホワイト、ローズ、ブルー、レッドの5色、M550ではこれにECサイト限定色のブラックを加えた6色で展開する。本体のプラスチック部分には再生プラスチックを採用した。
接続はBluetoothとUSBレシーバーによる独自規格Logi Boltに対応。電源は単3形乾電池×1で、Logi Bolt USBレシーバー接続時で最大24カ月、Bluetooth接続で最大20カ月使用できる。
対応OSは、Logi Bolt USB レシーバー使用時がWindows 10/11以降、macOS 10.10以降、Linux、ChromeOS。Bluetooth Low EnergyがWindows 10,11以降、macOS 10.15以降、iPadOS 13.4以降、Linux、ChromeOS、Android 5.0以降。