パナソニックは、11月7日、冬の換気・加湿についての調査結果を公開した。調査は10月7日~10日、20代~60代の男女550名に対してインターネットで行った。
エアコンに換気機能があるかどうかについてアンケートでは、「ほとんどのエアコンには換気機能がない」と正しく理解していたのは半数以下という結果に。
30%が「ほとんどのエアコンには換気機能がある」と誤解していたほか、「わからない」と回答した人も22%となり、約半数が正しく認識できていないことが判明した。
「部屋の空気を吸い込んで、暖めたり冷やしたりし、再び室内に吹き出す」というのがエアコンの基本機能であり、現在、換気機能があるエアコンは一部となっているという。
また、冬の換気方法としては、「窓を開ける」が81%と最多に。一方、厚生労働省は30分に1回以上の窓開け換気を呼び掛けるものの、冬の換気頻度として実際に「30分に1回程度」を実施している人はわずか9%にとどまる結果となった。
「冬の換気を控えてしまうことはありますか?」という質問では、75%があると回答しており、もっと換気をしたいと考えている人が多い結果に。換気を控える原因としては、94%が「部屋が寒くなる」と回答している。
続いて、冬の加湿についても調査を行った。加湿対策として最も多かったのが、「加湿器を使う」(43%)で、続いて「特にない」(32%)、「部屋干しをする」(31%)という結果に。加湿器を使う家庭が多いものの、一方で特に加湿対策をしていない人も多いことがわかった。
加湿器使用の際に気になることは、「結露する」(48%)、「お手入れに手間がかかる」(33%)、「お金がかかる」(14%)が上位となる結果になった。