イノベーションシステムは11月8日、「お子さんの中学受験」に関する調査結果を発表した。調査は8月16日〜18日、偏差値60以上の中学校に通う子どもをもつ保護者150名(男性81名、女性69名)を対象にインターネットで行われた。
子供の通う中学校がある地域を聞いたところ、「関東」が一番多く41.3%。次いで、「近畿」(22%)、「中部」(12.6%)と続いた。
次に、「お子さんの中学受験の間で、あなたが悩んでいたことに近いものを2つまで選んでください」と質問をしたところ、「夜寝る時間が遅くなること」(36.7%)と「成績」(29.3%)が上位に。
父母別にみると、「お子さんが体調を崩すなど体力的に無理があったこと」(母親11.6%、父親1.2%)や「中学受験が子供のためになっているのかわからなくなったこと」(同14.5%、2.5%)では母親の方が父親に比べて顕著に多かった。
また、具体的な悩みや対策として「宿題のボリュームが多すぎて、睡眠時間が少なくなる」「小学校高学年の子供が11時すぎまで起きているのは健全とは言えないと思った」「成績があがらない、のびない」「子どものやる気が出ない」「夫婦間での意見の違いがあった」「しっかりした食事をとらせた」「自由な時間を持たせたり、オンオフをしっかりともたせた」といったコメントが寄せられた。