大正製薬は、11月8日、新型コロナウイルス感染拡大の不安や、感染時の自宅療養を想定した備えなどについて、子どものいる家庭に対して実施した調査結果を公開した。調査は9月21日~22日、末子が14歳以下の親 全国の20~50代 男女953名にインターネットで行った。
「最近(2022年6月以降)新型コロナウイルス感染症が流行していますが、そのことについてどの程度不安に感じますか」と質問したところ、「不安」と回答した人は90%となり、多くの人が不安に思っている結果になった。
続いて「新型コロナウイルス感染症が流行するなか、どのようなことを不安に思いますか」と尋ねたところ、最も多かったのは「どこで感染するかわからない」で58%が回答。また次点で「家庭内で感染が広がるかもしれない」と55%が挙げた。
「仮にご自身が新型コロナウイルス感染症に感染した場合、どのようなことが困ると思いますか」という質問に対しては、家庭内の感染拡大や隔離が難しいといった意見が多い結果となった。また「買い物に行けなくなる」と回答している人も44%いた。
新型コロナウイルス感染症に対して備えている物については、最も多かったのは、「市販薬(解熱鎮痛薬等)を備蓄している」で、43%だった。
新型コロナウイルス感染症流行に備えて解熱鎮痛薬を選ぶ際に重視する点を聞いたところ、一番は「効き目が早い」で、56%となった。二番目に高かったのは、「家族で使用可能(子どもでも飲める)」であり、43%が回答した。また「胃にやさしい」も39%となり、高い回答となった。