JR九州は8日、関門鉄道トンネルの開通80周年を記念し、10年ぶりに関門鉄道トンネル内部を見学する博多駅発着「特別公開! 関門トンネル開通80周年記念」日帰りツアーを12月3・4日に開催すると発表した。
関門鉄道トンネルは、世界で最初の海底トンネルとして1942年7月1日に開通。同年11月15日から旅客列車用として供用を開始した。本州と九州を鉄道でつなぐ重要な役割を担い続け、今年で開通80周年を迎える。
「特別公開! 関門トンネル開通80周年記念」ツアーは、通常立ち入ることのできない関門鉄道トンネルに入場し、実際に列車が走っている本坑(一部)や、残されている試掘トンネルを歩いて見学できる。通常は予約制で公開されている関門トンネル記念館も訪問し、建設工事当時などの写真とこれまでの歴史について閲覧できるほか、関門トンネル記念館の屋外にて、鉄道の電力設備の点検等に使用している高所作業車の乗車体験も予定している。
旅行代金は1万5,000円。「新たな福岡の避密の旅」観光キャンペーンの適用が可能な場合は、助成金5,000円を差し引いた実額1万円となる。ただし、全国旅行支援の予算額が上限に達した場合、助成適用の旅行代金での受付を停止する場合があるとのこと。11月9日9時30分から、インターネット予約限定商品(STORES予約)にて受付販売を開始する。