米カリフォルニア州の国際電話サービスを提供する企業・Toll Free Forwardingの研究者らが、現代の生活習慣から予測される未来の人間の姿を3Dモデルで作成し、注目を集めている。

  • 西暦3000年の人類の姿はこうなる? ネット「スマホの所為かぁ…」

    これが西暦3000年の人類の姿だ!

注目を集めたのは、同社の研究者らが作成した「ミンディ(Mindy)」と呼ばれる人類の3Dモデルだ。スマートフォンやノートパソコンなどの現代技術を使用し続ける人類が、1000年後にはどんな姿になっているかを示したものだという。

「ミンディ(Mindy)」は猫背で、肘が90度で固まっていたり、指が不自然に丸まっていたりするなど、ちょっと窮屈そうな姿をしている。例えば丸まった指はスマホの保持に最適であるなど、「スマホを持つのに最適」なかたちへ進化(?)したことで、このような姿なったそうだ。また、スマホから発せられる高周波から身を守るために頭蓋骨は厚くなり、スマホやパソコンのブルーライトを遮断するため、第二のまぶたができるように進化している。

  • 90度に曲がった肘。スマホを使用する際の典型的な腕の位置によって引き起こされるようだ

  • スマートフォンなどを見下ろすことで、首の筋肉が収縮する。スマホ首だ

研究者らは、テクノロジーの進歩は、雇用の創出や、生産性の向上など素晴らしい結果を与えるが、一方でテクノロジーが私たちの身体に及ぼす悪影響を明らかにする証拠も増えていると説明する。そこで、科学的な研究や専門家の意見を参考にしながら、スマートフォンやノートパソコンなどのテクノロジーの日常的な使用により、身体が変化してしまった未来の人間を作成してみたのだそう。確かに、ミンディを見ているとスマホの使い過ぎが少し怖くなってくる。

ネット上では「美は時代で移り変わりますし、900年後はこういう姿が美しいんじゃないでしょうか(震」「しかし人類はあと900年も持つのか?w」「スマホの所為かぁ…でも今もこんな人いっぱいいるよね…」などの声が寄せられた。