日本労働組合総連合会(連合)は11月7日、2022年春闘における年末一時金の第1回回答集計結果(2022年11月2日正午時点)を発表した。それによると、組合員1人あたりの冬のボーナス(加重平均)は72万6,893円となり、前年同時期実績(67万4,221円)と比べて5万2,672円増加した。
業種別の最高額は「製造業」
月数では、前年同時期(2.31月)比0.08月増の2.39月となり、こちらも増加した。
業種別にみると、「製造業」が最も高く80万3,877円(前年同時期実績(以下同)70万6,797円)。次いで「交通運輸」が64万4,503円(66万2,624円)、「その他」が57万7,675円(55万9,560円)、「商業流通」が57万2,681円(52万9,316円)となった。
構成組織別では、セラミックス連合が97万4,304円(85万8,324円)でトップ。以下、JEC連合が90万9,717円(87万4,549円)、基幹労連が88万1,771円(67万1,624円)、JAMが76万1,729円(69万8,406円)と続いた。
連合は併せて企業内最低賃金協定の最終回答集計結果(単純平均)を発表。闘争前に協約があり、基幹的労働者の定義を定めている場合では月額16万6,004円/時間額1,029円。闘争前に協約があり、基幹的労働者の定義を定めていない場合では月額16万6,515円/時間額976円となった。