みなさん、野菜食べていますか? 冬場になると野菜不足になりがち。そんな冬場でも緑色野菜として美味しいのがブロッコリー。ところで店頭で見かけるブロッコリーには、しばしば紫がかったものを見かけることがあります。もしかしたら、避けていませんでしたか。実は緑々したものより、うっすらと紫色のブロッコリーのほうが甘味が多いのです。知っていました?
【八百屋からのお願い】これからの時期のブロッコリーは… 紫を避けないでください! 紫を避けないでください! 紫を避けないでください! 紫色は寒さに当たった証。ブロッコリーは寒さに当たると甘くなります。紫のモノがあれば心の中でガッツポーズをしてカゴに入れましょう!
紫色の正体はポリフェノールの一種でアントシアン(糖分)です。ブロッコリーが寒さから身を守るために生成した成分です。寒さに耐えた分だけ甘くなるため、紫色はいわば美味しさの証明なのです。
青髪のテツさんの投稿にもあったように、本来は「紫のモノがあれば心の中でガッツポーズをしてカゴに入れる」べきなのでしょうが、リプライの声を見ると実際は緑色のブロッコリーを選んでいたという人が多いようですね。
「知らなかったです! 」「日が経ったものと思い避けてました」「運んでる最中にブロッコリーが悪くなっちゃったやつかと思ってた! 」「ブロッコリーは緑のイメージがあるから、どうしても普通の色じゃないものは避けてしまう」「初耳学です。これからは進んで買います」「実家で作ってるのに知らなかったわ」など。今回の投稿者であり、野菜のプロである青髪のテツさんにお話を伺いました。
■野菜のプロに聞く
……今回、なんでブロッコリーの投稿をしようと考えましたか。
野菜売り場で多くのお客様が紫色のものを避けているのを見て、どうにか誤解を解きたいと思いました。また、小売だけでなく、レストランなどの業務用や農協においても規格統一という観点から紫色のものを採用しない傾向があるようです。実際は紫色のほうが、甘味があるのですが…。まず消費者の認識が変わっていく必要があるという想いから、今回の投稿をしました。
……その他にもブロッコリーに関する誤解のようなものはありますでしょうか。
なんでもかんでも野菜室で保存は間違いです。ブロッコリーの最適保存温度は0〜5度。野菜室ではなく冷蔵室で保存して下さい。野菜室だと温かすぎるんです。可能ならチルドがベスト。2倍は持ちますよ。ちなみにキャベツや白菜も同じです。
……ブロッコリーを美味しく食べるにはどうしたら良いのでしょうか。
ブロッコリーの茎の部分って堅いですよね。茎に切り込みを入れて、レンジで1分ほどチンすると外側の筋の部分が面白いくらい綺麗にとれます! 無駄なく美味しく食べることができるので、ぜひ試してみてください。
▼【八百屋からのお願い】これからの時期のブロッコリーは… 紫を避けないでください! 紫を避けないでください! 紫を避けないでください! 紫色は寒さに当たった証。ブロッコリーは寒さに当たると甘くなります。紫のモノがあれば心の中でガッツポーズをしてカゴに入れましょう!
【八百屋からのお願い】
— 青髪のテツ|野菜のプロ (@tetsublogorg) October 30, 2022
これからの時期のブロッコリーは…
紫を避けないでください!
紫を避けないでください!
紫を避けないでください!
紫色は寒さに当たった証。
ブロッコリーは寒さに当たると甘くなります。
紫のモノがあれば心の中でガッツポーズをしてカゴに入れましょう! pic.twitter.com/MGzX7de6hV