UCC上島珈琲は、無糖タイプのリキャップ缶製品の産地にこだわったプレミアムライン「UCC ORIGIN BLACK」シリーズの第4弾として、「UCC ORIGIN BLACK ルワンダ&コロンビア リキャップ缶275g」を10月31日より発売している。発売を記念してそのこだわりを紹介するイベントが開催されたので、その様子をレポートしよう。

2種類の豆をブレンドした「UCC ORIGIN BLACK ルワンダ&コロンビア」

10月31日に登場した「UCC ORIGIN BLACK ルワンダ&コロンビア リキャップ缶275g」は、UCCならではのこだわりを詰めたプレミアムライン「UCC ORIGIN BLACK」シリーズの最新作だ。産地(ORIGIN)、焙煎、ブレンド、抽出、製品ができるまでのストーリーにもこだわって開発されており、21年5月のブランドスタートからこれまでに「ブルーマウンテン&モカ」「ブルーマウンテン&キリマンジァロ」「ルワンダ&ブラジル」の3製品を発売している。

  • 2021年5月よりスタートした「UCC ORIGIN BLACK」は、今回で4製品目となる

第四弾の「UCC ORIGIN BLACK ルワンダ&コロンビア リキャップ缶275g」は、柑橘系フルーツのような甘みがあるルワンダと、プラムやチェリーといったストーンフルーツのようなコクが特徴のコロンビアをかけあわせ、グリーンアップルのような明るい酸味のフルーティーさが際立つ味覚設計にしているという。また焙煎もフルーティーさを引き出せるよう少し浅めに、かつそれぞれの豆ごとに煎り分けをしている。

パッケージのモチーフはルワンダの伝統工芸アート「イミゴンゴ」を、カラーはルワンダの自然を想起させる緑色をメインにしている。また産地をしっかり伝えたいと思いから、コーヒーの木の実である「コーヒーチェリー」もあしらっている。

また、UCCは2022年4月に発表した「UCCサステナビリティ指針」にて「2030年までに自社ブランド製品を100%サステナブルなコーヒー調達にすること」を掲げている。この取り組みを行う中で、サステナブルに調達されたコーヒー豆を50%以上使用した製品に付与するロゴを新たに作成、「UCC ORIGIN BLACK ルワンダ&コロンビア」は飲料ブランドとしては初めてこのマークが付いた。

食べ合わせも楽しい、sio鳥羽シェフ考案のスイーツも

また、発表会ではUCC上島珈琲 マーケティング本部 飲料マーケティング部 飲料ブランドパーソナルユースチーム 千葉 美華子氏と「sio」オーナーシェフ 鳥羽周作氏によるトークセッションや食べ合わせの良いスイーツの発表も行われた。

  • 写真左より、UCC上島珈琲 マーケティング本部 飲料マーケティング部 飲料ブランドパーソナルユースチーム 千葉 美華子氏、「sio」オーナーシェフ 鳥羽周作氏

「『UCC ORIGIN BLACK ルワンダ&コロンビア』のこだわりを聞いて、このコーヒーに合うものを考えました。お互いの良さを感じてもらえればと思います」と鳥羽シェフが考案したのは「バナナケーキ」。シンプルなケーキではあるが、スパイスやメープルの複雑な味とバナナの酸味は、フルーティでクリアな味わいの「UCC ORIGIN BLACK ルワンダ&コロンビア」の酸味とも合う、ひと口ずつ食べて飲んでの行ったり来たりが楽しいペアリングだ。

「このコーヒーは透明感があって何にでも合いますね。食中にも飲めると思います。ケーキとの相性が良すぎて、俺料理うまいんだなと思っちゃいました(笑)」と笑顔を見せる鳥羽シェフ。「油分の多いボリュームのあるケーキより、カステラのようなライトな味は合いそうですね」と自宅でも楽しめるアドバイスも紹介した。

「『UCC ORIGIN BLACK』の公式サイトでは商品のこだわりや背景も紹介しています。ぜひそのストーリーを踏まえて皆さんに楽しんでほしいですね。まずは飲んでびっくりしてください」と千葉氏。同商品のターゲットは40~50代、特に情報を深掘りしたい、ストーリーや背景に興味がある層を狙っていくという。