Waffleはこのほど、女子中高生向け社会課題解決型アプリコンペティション「Technovation Girls 2022(テクノベーション・ガールズ)」の日本国内におけるインパクトレポートを発表した。

参加中学生の35%、高校生の41%がプログラミング未経験

  • インパクト

2022年度は、23都道府県から33チーム120人の中高生が参加し、「Bridgeship」「Ethical app」「scholactive」「SpesDojo」の4チームがグローバルコンペティションのセミファイナルに選出された。そのうち「SpesDojo」チームは、CoderDojo瑞穂が支援し、ビギナー部門にて日本で初めて「Asia Reginal Winner」を受賞した。

同チームが作成した「Watey」は、家族が簡単に楽しく節水できるアプリ。シャワーの音をAIが識別し、使用量を自動計測するため、手間のかかる計測や記録は不要となっている。流量計やマイクロビットも使えるため、より正確な測定が可能なほか、節約した水の量は、家族で共有することができる。

なお、同プログラムに参加した中学生の35%、および高校生の41%がプログラミング未経験となっており、「課題解決型のアプリコンペが、ITに興味をもつ中高生の裾野を広げる」ことが判明。また、同プログラムを通じ、参加者の81%はプログラミングおよび起業スキルについて自信が向上したと回答したほか、60%がイノベーション・課題解決のスキルが向上したと答えたという。

Waffleは、「本プログラムでの成功体験が「自分もITで社会を変えられる」という自信を醸成し、参加者ひとりひとりが社会を変えるリーダーへと成長したことが読み取れます」とコメントしている。