元乃木坂46の樋口日奈が、BS松竹東急のドラマ『かりあげクン』(来年1月7日スタート、毎週土曜23:00~)で、グループ卒業後初めて連ドラにレギュラー出演する。

  • 樋口日奈

『コボちゃん』『フリテン君』などの人気4コマ漫画で知られ、今年で画業51年を迎えた植田まさし氏の代表作をドラマ化する今作。樋口が演じるのは、ヒロインにしてレギュラーキャストで唯一のドラマオリジナルキャラクターの新人派遣社員・清水彩花。営業部に入社した新入社員で、「なぜ、かりあげクンはクビにならない?」と思っていながら日々仕事を一生懸命こなすOL。明るく思いやりがあり、5分前行動を心がけるほどの真面目な性格が裏目にでてしまい、いつもかりあげクンに翻ろうされ、ドタバタな毎日に巻き込まれていくことに。そんな清水は、日に日にかりあげクンのことが気になっていき……。

また、かりあげクンを叱り続けて42年の昭和が抜けない課長・木村隆二役で岩井ジョニ男(イワイガワ)。社内で唯一課長の無自覚なセクハラにビシッと物申す係長・太田裕子役で野口かおる。ほんにゃら産業社長の息子であり、甘やかされて育った放蕩息子・木下優役で大水洋介(ラバーガール)。大水演じる優の父であり、ほんにゃら産業の社長・木下藤吉役で温水洋一が出演する。

コメントは、以下の通り。

■樋口日奈
清水彩花を演じさせて頂きます、樋口日奈です。
お話を聞いた時は、あの“かりあげクン”が実写化されるの!?と、童心に帰ったようなワクワク感を抱きました。自分の思うままに生きるかりあげさんに、クスっと笑ってしまうような面白さも感じつつ、ちょっぴり羨ましいなとも思ったり…次第に心惹かれていく!?清水の姿にもぜひ注目して頂きたいです。乃木坂46から卒業後初めての、連続ドラマの撮影に緊張していましたが、キャストの皆さん、スタッフさん、みなさん全員があたたかい現場に、不安なんて吹き飛ぶくらい!日々癒されておりました。放送、ぜひお楽しみにしていて下さい!!!

■岩井ジョニ男(イワイガワ)
出演が決まった時、初めてチョビヒゲを生やしていて良かったと思いました...(笑)。記念に単行本 57 巻くらい一気に買ったので、これからじっくり読みたいと思っています。感情の起伏が激しい課長ですが、自分のストレス発散の為に怒るのではく、愛情を持って部下に接する熱い心を持った上司だと思います。かりあげクンのいたずらに振り回されるみんなを見ていると、茶目っ気たっぷりで「こんな会社いいなあ」と思いました。令和になって忘れかけている昭和の良さを『かりあげクン』でもう一度呼び覚ましたいです。私、昭和大好きなので!(笑)。「かりあげクン」、お楽しみに!

■野口かおる
『かりあげクン』の世界観の中で、中年女性を担当しております、太田係長役の野口かおるです。昭和、平成、令和と時代を跨ぎながら、40年以上に渡り、連載が続いているかりあげクン。ポーカーフェイスなイタズラで、数多のサラリーマンの鬱屈を晴らしてきたかりあげクンが、この令和の世のドラマ化で、如何なる風を吹かすのか、乞うご期待であります!特に、女性の生き方、働き方、変わりましたよね。ザ・昭和生まれのボディに平成バンザイの青春を搭載し、令和の視点をアップデートした太田係長。お局キャラの万華鏡のような女性ですが、自分が受け取ったバトンを点検しながら、次の世代にどんなバトンを渡せるか、真摯に向き合う素敵な人だと思ってます。皆様、是非、心の襟足をかりあげながら御覧ください!

■大水洋介(ラバーガール)
自由に振る舞うかりあげクンをなぜか慕う優役を演じます。戸塚君とは昔公園で2人でキャッチボールをした仲でもあるので、セリフのキャッチボールも見事な物になっていると確信しています。

■温水洋一
多くの4コマ漫画雑誌が流行ったあの頃、20代だった僕は駅の売店で『かりあげクン』の掲載誌を買い、電車で周りを気にしながら笑いをこらえて読みました。あれから 30 年余り。その実写ドラマ化。社長役。お話をいただき本当に嬉しかったです。とにかく「漫画っぽく」を基本に、楽しく演じました(笑)
昭和から平成、令和となった今でも、変わらずにゆるりと楽しめるドラマになってます。イタズラ好きのかりあげクンと、周りのユニークなキャラたちが繰り広げるゆるい騒動。ほんにゃら~とご覧ください。

主題歌は、シンガーソングライター・松室政哉の「愛だけは間違いないからね」に決定。松室は「主題歌のお話を頂いた時は非常に光栄に思うと同時に、あの『かりあげクン』がどんな風に実写ドラマ化されるのかと、とてもワクワクしました。コロナ禍や世界情勢など不安な出来事が続く近年ですが、この曲は、そんな生きにくい世の中でも信じていたい"愛"を歌った曲です。笑いと愛にあふれたこのドラマと『愛だけは間違いないからね』が重なる瞬間に生まれるメッセージが、皆様に届くことを今から楽しみにしています。そしてこの曲が『かりあげクン』のように、長く沢山の人に愛される作品になれば嬉しく思います」とコメント。

黒澤優介プロデューサーは「真っ直ぐなメッセージとポップなメロディがドラマの世界観、そしてかりあげクンの愛される人物像と重なり、アルバムの表題曲を起用させて頂くはこびとなりました。松室政哉さんの柔らかい歌声を聴くと、愛がロマンスという意味だけでなく、人間愛、それこそ私たち自身が愛そのものの存在であることを思い出させてくれます。かりあげクンも、イタズラを仕掛けるのは決して相手が嫌いなのではなく、彼なりの愛情表現の一つなんだと思います。『笑って結構 僕ら一生 大バカ者でいいっしょ』私も売れてないのに俳優なんて肩書きを語りながら、プロデューサー業にも手を出す大バカ者ですが、この半年、最高なキャストスタッフと真剣にふざけたドラマを作ってまいりました。是非皆さんもこの愛溢れる楽曲とともに、ドラマ『かりあげクン』をお楽しみ頂けたら嬉しいです。愛だけは間違いないからね!」と話している。

(C)BS松竹東急/AOI Pro.」