友だち数人とクルマで乗り合わせてドライブするときには、待ち合わせ場所を決めて集合することもあれば、友人宅や最寄り駅を寄りつつ目的地へ向かうこともあります。電車やバスに頼りにくい早朝・深夜の出発では、後者のパターンが多いのではないでしょうか。
そのような場合のルート案内は、出発地から友人A宅、友人A宅から友人B宅...と点から点へ検索を繰り返すことになりますが、iOS 16のマップアプリでは最初から"寄り道"を考慮したルート案内が可能になりました。ルート案内を開始する時点で複数の経由地を登録していれば、出発時点で正確な到着時刻を予測できるメリットがあります。
使いかたはかんたん。ルート検索直後・出発前の画面で移動手段に「車」を選択すると現れる「経由地を追加」をタップしましょう。住所や地名を入力して経由地を決定し、登録するだけ。経由地が複数ある場合、その作業を繰り返せばOKです。
経由地/目的地の順番がおかしくなってしまった場合には、リスト右端の「三」ボタンを上下にドラッグすれば、その並び順に従いルート検索し直してくれます。経由地は最大15箇所登録できるので、目的地のキャンプ場へ着く前に最寄りのスーパーで買い物する、といったスケジュールにも対応できます。
なお、移動手段を車以外(徒歩や自転車)に変更すると、出発してから最初の経由地を目的地としてルート案内されます。登録した経由地は削除されないため、移動手段を車に戻せば複数経由地は復活します。