保育園や幼稚園、地域のイベントでも子どもたちの可愛らしい仮装で盛り上がるハロウィン。子どもたちは「お姫様になりたい!」「警察官になりたい!」など、色んなリクエストをしますよね。

ねこかわおもちさん(@omochi10_07)の息子さん(3歳)の希望は、なんと「ふみきりになりたい」。 この難易度の高いリクエストに全力で応えたねこかわおもちさんの成果をツイートした投稿が話題になっています。

ハロウィンで「ふみきりになりたい!」と言われたので作りました〜
(必死に既製品で行けるキャラへの誘導もしたけど意志は硬かった)

息子と話してここはどうしたい? と話しながらラフスケッチから完成させました。

垂れベルトがいい感じになって嬉しい!
(@omochi10_07より引用)

  • (@omochi10_07より引用)

  • (@omochi10_07より引用)

  • (@omochi10_07より引用)

なんというクオリティ……! 黄色と白の洋服、袖についている垂れベルトや肩の警報灯。まさに踏切になりきれています。これは息子さんも大喜びだったのではないでしょうか。

踏切の出来栄えに、「否定せずに全力で答えたお母様も素敵過ぎます」「良すぎる、良すぎる、売って欲しいくらいよすぎる‼︎」「電車じゃなくて踏切りってところにセンスを感じる」「いや~、凄いの一言に尽きる」といった声が多く寄せられています。

また、「踏切好きな我が子も憧れると思います」「うちの息子も踏切好きなのでこれを見せたら喜びそう」「息子が踏切好きです。これは毎日着たがりそうです」など、これは自分の子も喜びそうというコメントも。踏切好きの子は意外と多いのですね!

踏切衣装を制作した経緯や過程などが気になりますね。ねこかわおもちさん(@omochi10_07)にお話を伺ってみました。

ーー息子さんは普段から踏切が好きなのでしょうか?
今3歳なのですが、1歳の終わりくらいから踏切が大好きです。お休みの日に息子の希望で踏切を見に行ったりしています。

ーーTシャツはどのようにして染められたのですか?
丁度いい黄黒ボーダーシャツが見つからなかったので、いい感じの線の幅の白黒のボーダーTシャツを購入しました。その後、画材家さんで売っている布用の黄色のインクを使って溶液を作り、それにTシャツを漬け込んで染めました。

ーー全体でこだわった点や、息子さんがとくに喜んだ点があれば教えてください。
こだわったのはできる限り息子の要望を叶えることです。本物の踏切についているパーツをたくさんつけたがっていたので、できる限り叶えました。(スピーカーと特殊な形の警報灯は諦めてもらいました……)特に喜んでたのは警報灯を肩に取り付けた時でした。満面の笑みで「かんかんかん! うぃーん」と言いながら手を上げ下げしてました。

ーーこの衣装を着てどこかに出かけられましたか?
保育園のハロウィンパーティです。近所の神社や消防署をまわってお菓子をもらったそうです。

ーー今回のツイートに多くの反響が寄せられていますが、率直な感想を教えてください。
「頑張ったからちょっと見てほしいな~」くらいの気持ちのツイートでしたが、想像以上の反響で驚きました。今までこんなにバズったことがなくて「大丈夫かな……」と不安になりましたが、みなさんの反応を見てみたら、子どもの踏切姿だけでなく作った私についても褒めてくださる方もいて、読んでいて嬉しい気持ちでいっぱいになりました。ありがとうございます。


愛情を込めて制作してくれた踏切衣装、これからも何かの機会に着ていただきたいです。

しかし子どもの自由な発想には驚かされます。来年は何をリクエストされるか、ちょっとドキドキしますが楽しみですね!