北海道・千歳川の秋の風物詩であるサケの遡上が、今年はとんでもない数らしい。ライブカメラで現地の様子を見ることができ、ネットではさっそく「鮭すっっっっごい来てた!」と注目を集めている。

北海道・千歳川には、サケの増殖事業のための、サケ捕獲用の水車であるインディアン水車が設置されている。そこでは、水面から全身を覗かせ、遡上するサケの姿を見ることができ、近くの橋の上には、地元民や観光客が集まり、毎年賑わいを見ている。インディアン水車の増殖事業で誕生したサケは、千歳川をでて、北の海でたくさんの餌を食べて、3~5年過ごす。大きくなったサケは、産卵のために生まれた川に戻ってくるそうだ。

そんなインディアン水車の増殖事業で誕生したサケは、千歳川をでて、北の海でたくさんの餌を食べて、3~5年過ごす。大きくなったサケは、産卵のために生まれた川に戻ってくるのだが、今年も千歳川で、秋サケが産卵のために遡上する姿を見られる季節がやってきた。

注目を集めているのは、その遡上するサケの量だ。ゼタセグメント社によるライブカメラDBの公式YouTubeチャンネルの動画で、とんでもない量を確認できるので見てほしい。川の中で大量のサケがひしめき合っているのがわかる。これはすごい。

サケのふるさと千歳水族館によると、10月31日時点で、なんと43万匹を超えるサケが遡上しているのだという。同館の菊池基弘館長によると「ここまでのレベル(量)は過去3本指に入るくらいの状況」だそうだ。稚魚を放流した4年前の海の環境が安定していたため、多くのサケが生き残ったのではないかと推測している。

ネット上では「鮭すっっっっごい来てた」「たくさんいてびっくりしました…!」「こんなに鮭まみれな千歳川見たことない」などの声が寄せられた。