お笑いコンビの錦鯉が10月29日、フジテレビのトークイベント『久保みねヒャダこじらせライブ VOL.32』の昼公演に出演し、長谷川雅紀が衝撃の下積み生活を語った。

  • 錦鯉の長谷川雅紀(左)と渡辺隆

漫画家の久保ミツロウ、コラムニストの能町みね子、音楽クリエイターのヒャダインによる同イベント。昨年優勝した『M-1グランプリ』は結成15年以内が出場条件だが、錦鯉の2人はそれぞれ別のコンビなどを経て2012年に結成しており、渡辺隆は「脱法で優勝してますからね」と自虐する。そんな錦鯉に、能町が「下積みの話をお聞きしたい」と切り出した。

長谷川は「30歳で北海道から上京してきて、初めての一人暮らしが立川で、家の鍵が南京錠で、家賃3万円で風呂なし、エアコンなしのところに10年住んでました」と告白。その上、「築60年だったんで、流し台がステンレスじゃなくて石なんです。蛇口が固定で動かないんで、当時は髪の毛があった頃で、流し台で洗おうと思ったんですけど、そこに頭を突っ込んだら、蛇口と流し台の縁にはさまって抜けなくなっちゃって。これは直接は無理だなと思って、カップ焼きそばの容器に1回水を入れて、湯切りで髪にかけてました」と振り返る。

これには、直前に「築40年で風呂にナメクジが20匹くらい常駐してる」「あらゆる害虫が出た家に住んでました」と、なかなかの下積み苦労を明かしていたヒャダインも「全部負けた(笑)」とお手上げ状態だった。

ほかにも、「東京に実家があるのは才能」と胸を張る渡辺、リアル『コロコロコミック』を突き進んできた長谷川、所属事務所・SMAの“きたなかわいい”芸人たち…といった話題を展開。さらに、渡辺は基本Tシャツが似合わないという能町の主観から「勝手に錦鯉ファッション会議」と題し、能町と久保がイラストで理想のファッションを指南。そして、「2022年秋 つらい自分の老い ベスト3」では、5人が自分の心の傷をえぐりながら、共感エピソードでその傷を舐め合った。

今回のライブの模様は、11月13日23時59分まで追っかけ再生が可能で、チケットは同日18時まで販売。千葉雄大をゲストに迎えた夜公演分も、同様の配信・販売期間となっている。

そして、放送可能な部分のみ編集し、地上波フジテレビで昼公演分は11月18日(26:10~)に放送。後日、同局の動画配信サービス・FODで配信される。

次回のライブも、有観客とオンラインのW開催だが、日程は12月10日か17日で調整中。昼公演は新年SPのトークを行い、夜公演はハライチの岩井勇気が登場する。