クロス・マーケティングは11月2日、「鍋に関する調査(2022年)」の結果を発表した。同調査は10月28日~30日、全国47都道府県に住む20~69歳の男女1,100名を対象にインターネットで行われた。
「今日は鍋にしたい」と思うシーンについて聞いたところ、「体を温めたいとき」が57.5%で最多となった。次いで「野菜をたくさん摂りたいとき」が35.5%、「手軽に調理を済ませたい」が29.2%という結果となった。また女性は男性よりも鍋にしたいと思うシーンの回答が多いことが明らかになった。
次に鍋をするときによく起こること・感じることを聞いたところ、鍋料理を食べるときに「テーブルの上が狭くなる」と感じる人が約2割に。その他に「蓋やおたまの置き場」(16.5%)「鍋を洗う時に具座が落としにくい」(14.2%)と、準備や置き場、後片付けにまつわる困りごとが上位にランクインした。
さらによく使うタレ・薬味について調査すると、「ポン酢」「ねぎ」「おろしポン酢」「ごまだれ」など馴染みの品が並んだ。特に60代は定番のタレ・薬味の利用率が高くなっている。
またおすすめの変わり種鍋や作る時のひと工夫について多かった回答は、「鍋つゆのアレンジ」と「シメのこだわり」。鍋に酒粕や牛脂を入れたり、子供向けに牛乳で味をマイルドにするといったアレンジや、シメに焼きそばの麺を入れたり、リゾットにしたりするなどといった楽しみ方があった。