キャデラックはこのほど、超高級電気自動車(EV)の「セレスティック」を発表した。

  • キャデラックが最高級EV「セレスティック」を発表

セレスティックはキャデラックの輝かしい伝統からあらゆる時代と要素とを継承した、これまで同ブランドが生み出した中で最も先進的かつラグジュアリーで最も重要なモデル、との位置づけだ。キャデラックのアイコンとしてブランドを“世界のスタンダード"に再構築すると同時に、ブランドの全車電動化の未来を担うハンドクラフトによる超高級フラッグシップEVとなる。

  • カーラグジュアリーの新たなスタンダードを確立

キャデラックのグローバル・バイスプレジデントであるローリー・ハーヴェイ氏は、「『セレスティック』は キャデラックを最も純粋に表現したモデルであり、私たちのすばらしい歴史を認識し、より大胆で輝かしい未来へと駆り立てます。このクルマは、これまで私たちが自動車に採用した最も高度で革新的な技術を搭載した、完全オーダーメイドの芸術作品です」とコメントしている。

  • キャデラック史上最も先進的で革新的なテクノロジーを駆使

同社ではこれまで、V16エンジンを搭載した1933年型「エアロダイナミック・クーペ」や1957年型「エルドラド・ブロアム」といったハンドクラフトによるアイコニックモデルを作ってきた。「セレスティック」のストーリーは、そんな同社の歴史に根差したデザイン、最先端技術とパーソナライズされたラグジュアリーというレガシーに基づいているという。

「セレスティック」は1台1台がパーソナルオーダーであり、同じものはふたつとないそうだ。ユーザーはディーラーやキャデラックのデザイナーと直接話し合い、好みに合わせてこれまでにないレベルのパーソナライゼーションを施しながら、独自のビジョンを具現化した1台を完成させる。

  • パーソナライズとハンドクラフトの芸術性にあふれた世界初の超高級EVセダン

このユニークで個性的な体験は、電動化におけるキャデラックのグローバルリーダーシップ、ハンズフリー 運転支援技術、コネクテッド・サービスによって、さらに充実したものとなる。

ハーヴェイ氏は、「『セレスティック』はこれまでのキャデラックにはないモデルであり、カスタマー・エクスペリエンスも同様に卓越しています。それぞれのクルマは最先端のテクノロジーを駆使し、お客様の個性を表現しており、ドライビングエクスペリエンスをパーソナルで満足感あるものにします」と述べている。

セレスティックの日本導入時期は未定だ。