アイドルグループ・SixTONESの松村北斗が、4日発売のエンタメ専門誌『日経エンタテインメント!』12月号(日経BP)の表紙にソロで初登場する。
今号の表紙には、11日公開の新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』で声優を務める松村がソロ初登場。インタビューでは、同作に起用された経緯や、その作業過程で得た気づき、デビューから3年が経とうとしているグループの現在についてまでたっぷりと語っている。
「『すずめの戸締まり』は去年暮れに製作発表されていたので、声優はとっくに決まっていると思ってた(笑)」とオーディションに呼ばれたときの驚きを話した松村。「今年前半にお話をいただいた頃の僕は、ちょうどSixTONESとしてツアー中で、個人では他の作品(ドラマ)に入っていた時期でもあったので、音楽! 実写! アニメーション! って、頭の中がてんてこ舞いになりました」と多忙なスケジュールの中で戸惑いがあったことを明かした。
しかし、声優初挑戦となった今作で演じた宗像草太役には、「僕という楽器を新海監督が最高にうまく演奏してくれた」と自信をのぞかせ、「監督なしで同じことができるかと言ったら絶対できないと思う。“え、俺こんな声出てたの!?”と思うような瞬間に今回は出会えました」と自身の新たな一面を振り返った。
また、俳優としてもNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の稔役で大きな反響があったが、「15分の放送の前と後で、周りからの評価や捉えられ方がものすごく変わってしまって……」と喜ばしく思う半面、実態がついていっていないのではないかという不安も。
そして、デビューから丸3年が経とうとしているグループの現在についても、思わぬ誤算もあったといい、「未来の自分たちを自由にしてあげたい」という6人共通の認識のもと、松村が実感している誤算についても語っている。