キヤノンは11月2日、EOS Rシステムの中望遠単焦点レンズ「RF135mm F1.8 L IS USM」を発表した。2023年1月下旬に発売予定で、参考価格は338,800円。
EOS Rシリーズのミラーレス一眼カメラに対応するRFマウントの交換レンズ。プロやハイアマチュアユーザー向けの高性能ラインに属する、いわゆる「Lレンズ」の一本となる。
UD(特殊低分散)レンズ3枚を含む12群17枚の光学設計により、画質劣化の原因となる諸収差を低減し、すみずみまで画質を追求した。中望遠レンズならではの圧縮効果とF1.8の大口径によるボケ味を活かし、被写体を際立たせたポートレート撮影などに適する。
CIPA規格5.5段相当のレンズ内手ブレ補正機構を備え、ボディ内補正搭載機との協調制御も可能。EOS R3との組み合わせでは8段相当の強力な手ブレ補正を実現する。
また、AFの中断操作などに利用できるレンズファンクションボタンを2個搭載する。超望遠を除くキヤノン製レンズでは初だという。レンズファンクションボタンのほか、露出補正や絞りなどの機能を割り当てられるコントロールリングも備える。