配信・録画用オープンソースソフトウェア「OBS Studio」の最新バージョン「OBS Studio 28.1」が11月1日公開され、NVIDIA GeForce RTX 40シリーズでAV1エンコードに対応した。すでにいくつかのバグを修正したホットフィックス版「28.1.1」が公開されている。
NVIDIA GeForce RTX 40シリーズGPUは映像エンコードコア「NVENC」が第8世代へと刷新されており、AV1形式でのハードウェアエンコードにも対応。これにOBS Studioがサポートを追加した。なお、AV1でのストリーミングに対応するプラットフォームは現時点で存在しておらず、配信用途には利用できない。
AV1でのエンコードを選択すると8bit 4:2:0か10bit 4:2:0の2つを利用可能。現行グラフィックス製品としてはIntel ArcシリーズでもAV1エンコードを利用できるが、リリースノートにはRTX 40シリーズのみとの記載がある。