Emma Sleep Japanは10月31日、「冬の睡眠と睡眠ノウハウに関する意識調査」の結果を発表した。調査は10月17日〜19日、全国の20~59歳の男女1,065名を対象にインターネットで行われた。
「他の季節と比較して、冬の睡眠時間はどう変化しますか?」と質問したところ、約4割が「長くなる」(37.7%)と回答。また、睡眠時間については、「6時間以上~7時間未満」(32.6%)が最も多く、通常時の睡眠時間と比較すると、冬の睡眠の方が7時間~9時間台の人が多くなるなど、睡眠時間が長くなる人が多いよう。
「冬の朝、他の季節と比較した時に目覚め良く起きられますか?」という質問に対しては、約6割が「目覚めよく起きられない」(61.9%)と回答。理由として、「布団の中が温かく、心地よすぎる」(75.9%)、「室温が寒い」(71.6%)といった回答が上位に。
そこで、「エアコン暖房」の使用状況について聴取したところ、冬の睡眠時に「エアコン暖房を一晩中使用している」人はわずか9%にとどまり、50%の人が「エアコン暖房を使用していない」ことが明らかに。「室温が寒い」という人が多い一方で、喉や肌の乾燥を気にしてか、予想以上にエアコン暖房を使用していない人が多いことがわかった。
次に、「冬用の寝具を用意していますか?」と質問したところ、パジャマで69.2%、掛布団で83.8%、羽毛布団で65.8%と、平均で7割以上の人が何等かの冬用の寝具を用意していることが明らかに。
また、「冬の睡眠時に行っていること」を教えてもらったところ、「厚手のパジャマや寝巻を着て寝る」(36.4%)、「靴下を履いたまま寝る」(23.6%)「ゆたんぽを朝まで使用する」(12.0%)が上位に。しかし一方で、これらの対策が原因で、体温が上がりすぎたり、汗をかきすぎたりしてしまって目が覚めたことがあると回答した人は約5割(45.0%)にも上った。