JR東日本東北本部は1日、只見線の全線運転再開を記念し、只見線で運用されていたキハ40系のカラーリングをキハ110系で復刻させ、11月から運行開始すると発表した。

  • 只見線で活躍したキハ40系(JR東日本東北本部提供)

只見線は2011年7月の新潟・福島豪雨で甚大な被害を受け、会津川口~只見間が長期間にわたり不通となっていたが、復旧工事が完了し、今年10月1日に全線で運転再開した。

2011年7月当時、只見線の通勤・通学・観光の足として活躍した車両はキハ40系だったが、全線再開を待たず役目を終えた。現在はキハE120形とキハ110系が只見線の運用を担っている。

  • キハ110系(正面)の塗装デザインイメージ(JR東日本東北本部提供)

  • キハ110系(側面)の塗装デザインイメージ(JR東日本東北本部提供)

只見線の全線運転再開を記念したキハ40系カラー復刻の対象車両はキハ110系「キハ110-223」。長年、四季折々の只見線を駆け抜けてきたキハ40系のカラーリングを再現・復刻している。キハE120形旧国鉄カラー車両ラッピングに続く塗色復刻の第2弾として、11月から運行される予定。「ぜひこの機会に只見線をご利用いただいて、復刻カラーの車両をお楽しみください」とのこと。