日本郵便は11月1日、LINE上で完結する年賀状サービス「スマートねんが」の2023年版を11月16日から提供すると発表した。料金は300円から。
紙の年賀状のような手作り感とカスタマイズ性を残しつつ、オンラインで完結する現代的な手軽さも付加したサービス。初出の2022年版(2021年12月に販売)に続き、操作性などの改良を加えながら本年末も販売する。
同サービスを利用するには、「スマートねんが」LINE公式アカウントを友だち追加するか、日本郵便公式LINEアカウント「郵便局(ぽすくま)」内のメニューから11月16日10時以降にアクセスできる。
年賀状だけでなく、クリスマスや年末のあいさつ、喪中、寒中見舞いなどのシーンも含め、100種類以上のデザインテンプレートをベースにデジタル年賀状を作成できる。テンプレートを元に手書きメッセージや写真を入れたり、動画や動くスタンプなどのデジタルならではの表現を加えることも可能だ。
作成したデジタル年賀状はLINEの友だちやグループに何通でも送信できる。ただし、予約送信はできない。料金は送信回数や人数ではなく、テンプレートの購入内容に応じて発生する。別途230円/枚の追加料金を支払うと、住所を入力するだけでスマートねんがで作成したデザインを紙の年賀状として送れるオプションもある。
テンプレートのカテゴリーごとに用意される通常パック(スタンダード/カジュアル/ファミリー/ホリデー/アート/ポップ)は各300円、人気コンテンツとのコラボデザインが含まれるスペシャルパック(12月8日から販売)は500円。通常パック+スペシャルパックの全デザインが含まれるフルパックは980円。喪中・寒中見舞いパックは100円。支払方法はクレジットカードとLINE Payに加え、新たにPayPayにも対応する。
また、2023年1月10日までにデジタル年賀状を受け取った人は「スマートねんがくじ」に参加できる。大吉は1,000LINEポイント(100本)、中吉は500LINEポイント(900本)、小吉は50LINEポイント(9,000本)。