SARABiO温泉微生物研究所は10月28日、「ペットのスキンケア」に関する調査結果を発表した。調査は10月20日〜25日、犬を飼育している20〜60代の男女350名を対象にインターネットで行われた。
はじめに、愛犬の皮膚や被毛を健康的な状態に保ち、トラブルを予防するスキンケア(ブラッシング、適度なシャンプー、爪切りや耳掃除、保湿ケア、肉球ケア)の実施状況について尋ねたところ、「週2〜3回行っている」が51%で最も多く、次いで「毎日行っている」が30%で続く結果に。
スキンケアを「毎日行っている」と回答した飼い主さんに、飼っている犬の年齢を聞くと、60%が「7歳以上のシニア犬」であることが明らかに。また、スキンケアを「毎日行っている」あるいは「週2~3回行っている」と回答した飼い主さんに、スキンケアの目的を教えてもらったところ、「皮膚トラブル予防(再発防止)のため」(27%)や「現在抱えている皮膚トラブルを治すため」(30%)であることがわかった。
続いて、「現在及び過去に皮膚トラブル(皮膚の乾燥、脱毛、赤み、フケ、アトピー、肉球のひび割れ/赤み等)を抱えていたことがありますか?」と尋ねたところ、56%に皮膚トラブルの経験があることが判明。半数以上の犬が経験している皮膚トラブルだが、一方で、犬の皮膚が人間の皮膚よりも3〜5分の1薄いことを知っている飼い主さんは36%にとどまった。
最後に、「犬の皮膚がダメージを受けやすいことを踏まえて、今後”予防”のためのスキンケアが重要であると思いますか? 」と尋ねたところ、74%が「とても思う」もしくは「まぁまぁ思う」と回答した。