女優の沢口靖子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女 2022』(毎週火曜21:00~)第3話がきょう1日に放送される。
第3話では、完全な密室でアレルギーによるアナフィラキシーショックを引き起こして殺害するという“遠隔アレルギー殺人”が発生。謎に挑む榊マリコ(沢口)の前に、優秀な科学者を闇で“売買”する人材ブローカー・奥居秀俊(福士誠治)が立ちはだかる。
大学の理工学部の学部長・兼平政則(山崎銀之丞)が遺体となって見つかる事件が発生。彼にはラテックス(天然ゴム)アレルギーがあり、アナフィラキシーショックを起こして絶命したことが判明するが、室内にラテックス製品は皆無。現場が密室だったこともわかり、いったい誰がいつどうやって被害者にラテックスを触れさせたのか、榊マリコ(沢口靖子)たちは首を傾げる。
捜査の過程で浮上したのは、10年前まで兼平の研究室に在籍していた奥居。彼は現在日本の科学者を海外の研究施設に斡旋して多額の報酬を得る「科学者専門の人材ブローカー」として暗躍している男。マリコの経歴もすでに調べ上げており「あなたになら最高の転職先をご紹介できます」「これまで手掛けた科学者の研究が全て頭に入っています」と言い放ち、密室トリックの手口をマリコに示唆、「評判どおり優秀な科学者だということを、私に実証してみせてください」と挑戦状をたたきつける。奥居の脳内にある国内最高の科学データベースがあればこのトリックも可能となるのか。
第3話には人を食ったような態度でマリコの前に出現し、事件をかき乱す奥居を演じる福士のほか、被害者の“愛人”ともウワサされていた若き准教授・三浦葵役で鳴海唯が登場する。