外国で日本語を見かけると、なぜかすごくホッとしますよね。

また、レストランの日本語メニューを見て、「天ぷうもり合れせ」「いかサうダ」「ラなぎ蒲焼き」など、惜しい感じの表記ミスや日本語の誤用などを発見してホッコリすることも少なくありません。

現在ツイッターでは、中国で発見されたこんなユニークな日本語(?)が大きな話題となっています。

トヘ゜゜ッ|。 (@suga_ta1231より引用)

  • (@suga_ta1231より引用)

投稿主は「すーがー@啥啥啥上海(@suga_ta1231)」さん。

中国のショップで見つけたというこの食器用洗剤、パッケージには多くの日本語が使われていて、洗浄力がアップしたこと、肌にやさしい成分が使われていること、植物性の液体石鹸であることなどが読み取れますが……

肝心の商品名がまさかの「トヘ゜゜ッ|。」!!!!!!!!!?

商品名以外の日本語は読むことができるのに、よりによってなぜ商品名が「トヘ゜゜ッ|。」になってしまったのか、実に謎めいています。

因みに、商品棚にはこのように陳列されていたそうですよ。

  • (@suga_ta1231より引用)

このミステリアスな洗剤は多くの注目を集め、ツイートは1.4万件のいいねを獲得(10月31日時点)。たくさんのコメントも寄せられました。

「バス待ちしてるときに見て、ふきそうになりました」

「他の日本語は合ってるのに」

「だからどういう意味?絵文字かと思った」

「読めない…一切予想ができない」

「発音難しすぎて笑う」

「カタカナじゃない新しい文字が誕生してる」

ツイ主の「すーがー@啥啥啥上海」さんは実際に購入されたそうで、使用感はこんな感じだったそうです。

実際に「トヘ゜゜ッ|。」を
購入してみました。
19.9元=404円
 
裏面の日本語は完璧なのに
商品名だけ狂っている
攻めの姿勢が大好きです。
 
使用感は悪くないですよ。
肌にも優゜しッいの|で
ヘ゜普段ッ゜゜使い|に|。
もト|。゜ヘ゜゜ト|ッッ゜
゜ッ|。トッヘ゜ト゜゜
(@suga_ta1231より引用)

  • (@suga_ta1231より引用)

ツイ主さんに聞いてみた

大勢の目を引いたこの不思議な商品、中国ではよく売られているのでしょうか? ツイ主の「すーがー@啥啥啥上海」さんに、少し詳しい話をお聞きしました。

ーーこれはどこで見つけたのでしょうか?

上海中心部のスーパーで見つけました。日本など海外製品と肩を並べて陳列されていたので戸惑いましたね……。

ーーこれを見つけたときの感想を改めてお聞かせいただけますか?

視界に入って一旦気にせず流したのですが、脳内で発音できなくて静かにパニックを起こしていました。二度見してからもう二度見しました。

ーーこのように、おかしな日本語の商品は中国ではよく見るのでしょうか?

ここまで極端なのは稀ですが、日本製品を模した商品はそれほど珍しくはないです。

  • (@suga_ta1231より引用)

長崎カステラなのに北海道の文字が。味はミルク味が濃厚でしっとり美味しいとのこと。

  • (@suga_ta1231より引用)

ビスケットではなく「ビスケツ」。ギフトではなく「キフト」と、なかなか惜しい日本語。


いろいろな日本語が登場してとても興味深いですよね。こんなにユニークだと、逆に次はどんな日本語が登場するのかちょっと楽しみですね!