疲れた時はホッと一息コーヒータイム。

香り高きコーヒー豆から抽出された、こちらのコーヒーはいかがでしょうか?

木彫りの「注がれたコーヒー」できました!
驚いていただけたらぜひリツイートお願いします。
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#木彫り #アート  #コーヒー
#カップは本物です
(@kibori_no_konnoより引用)

ん? 木彫り???

とってもおいしそうなコーヒーですが、な、なんと、このコーヒー、黒い部分はすべて木でできているそうです!! 艶感と言い、泡の立ち方と言い、注がれている柱の透け感と言い、すべてが本物そっくり。いったい、どこに木の要素が存在するのか、リアルすぎてヤバいです!!

この投稿に、にわかには信じられない人が続出。「えっ??どこらへんが木???」「ナニを言ってるんだ?」「いくらなんでも木で透明感あるとか無理だからwww」「いやいやいや おかしい!」「ウ………ウソだッッッ!!!!!」といった反応とともに、「凄い!液体なのに!」「いやいやいや、木彫りのクオリティ!!!」「感動です!!」「天才ですか???」「僕の中では過去1の衝撃です! 素晴らしいのひと言」と、驚きと称賛の声が多数寄せられていました。

作者は、“木彫りであっと驚くものを作っています”というキボリノコンノさん(@kibori_no_konno)。コンノさんによると、こちらの作品はヒノキの角材から彫り出したものだそうです。

では、ヒノキの角材がコーヒーになるまでの工程をご覧ください。

こうして見ると、木彫りの技術はさることながら、着色のセンスも天才的ですね。素晴らしいです!!

それにしても、勢いよく注がれていますが、この上がどうなっているのか気になりませんか? この上は……、こうなっています! 動画をご覧ください。

てっぺんに輝く黒っぽい物体。こちら、木彫りのコーヒー豆です。これには、「ちゃんと豆から出とるー」「コーヒー豆から注がれているなんてオシャレ」「上はポット浮いてると予想したらナナメ上を行ってたー笑 さすがです」と、またまた称賛の声が殺到。

こちらのコーヒー豆、実は、コンノさんが1年前に手掛けたデビュー作なのだとか。「1年でコーヒー豆がコーヒーに進化しました笑」とコンノさん。発想のセンスもピカイチですね。そんな作者のコンノさんに、木彫りの魅力についてなどお話をうかがいました。

ツイ主さんに聞いてみた

―― あまりにもリアルすぎてびっくりしたのですが、こちらを作ろうと思ったきっかけを教えてください。

私は1年前に木彫りを始め、最初に作った作品が1粒のコーヒー豆でした。それからさまざまな作品を作ってきて、1年間の成長を何かコーヒー豆と関連づけて作ってみたいと思い、液体のコーヒーを作ることにしました。

―― 作る上で苦労したのは、どのようなところでしょうか?

注がれているコーヒーは形がない液体なので、「どのような形に木を彫れば液体に見えるのか」を考えるのが難しかったです。実物のコーヒーをポットや急須などいくつかの注ぎ口で注ぐ実験をし、1番おいしそうに見える形を追求しました。また、実際には透けていない木のかたまりに、絵の具で着色をして透明感を出すのも難しかったです。

―― 木彫りでたくさんの作品を作られていますが、「木彫りの魅力」とは何でしょうか?

木材は彫刻や着色しだいで、「柔らかそう」に見えたり「いい香りがしそう」に感じたりさまざまな表現をすることができます。硬い木のかたまりをおいしそうな食べ物や飲み物に変化させていくのがとても楽しく、魅力に感じています。

―― 大きな反響がございますが、率直な感想をお聞かせください。

今回の木彫りの「注がれたコーヒー」の作品は、これまで作ってきた作品の中でも特に自信作でしたので、たくさんの「すごい!」「驚いた!」という反応をいただけてとても嬉しく思っています。


1粒のコーヒー豆から始まったコンノさんの木彫り。Twitterをのぞけば、「えっ、これも?」「こんなモノまで!?」「面白―――い!」と思うような作品を見ることができます。リアルすぎる木彫りの世界、みなさんも堪能してみてはいかがでしょうか。